中国・北京モーターショー2020にて登場した中華モデルたちPart1。政治的問題でブラックリスト対象のトランプチがスーパーカーを発表。中華版ロールスロイスも
中国の高級車ブランド・紅旗も見ていこう
続いては、中国の有名自動車メーカーFAWグループの一部となる高級ブランドの紅旗(ホンチー/Hongqi)が新たなリムジンモデルとなるH9+を世界初公開。
セダンタイプのH9をベースにホイールベースを200mm延伸したリムジン仕様となりますが、そのボディスタイルや雰囲気、そしてレッドとホワイトの2トーンカラーを見るにロールスロイスにそっくり。
フロントのパルテノングリルっぽいデザインも中華製ロールスロイスをイメージさせるものがありますが、実はこれをデザインしたのはロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)のデザインチーフであるジャイルズ・テイラー氏で、以前紅旗がヘッドハンティングしたんですね。
車内も中々に優雅で、レッドのレザートリムも高級感があります。
なおパワートレインは、排気量3.0L V型6気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力283hp/最大トルク400Nmを発揮、トランスミッションは7速DCT、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみを搭載します。
紅旗は今後ロールスロイス風のデザイン言語を積極的に採用していくようだ
最後も高級ブランドの紅旗が発表したSUVモデル・HS7のロングホイールベース版となるHS7+。
ダイナミックなフロントフェイスが印象的ですが、先ほどのH9+に比べるとヘッドライトのデザインはマイルド。
サイドから見てみるととにかくロング。
何と500mmも延伸しているとのことで、後席の充実度も相当に高いのでしょうね。
ボディカラー同様に、インテリアもグリーンにまとめた激渋仕様となっています。