インフィニティ(日産)新型QX55クーペはこうなる?QX70neeFXに敬意を表したレトロフューチャーモデルで、競合のドイツ御三家に勝てるか?

2021-06-01

ティーザー画像をベースにしたレンダリングなだけあってかなり現実は高そうだ

こちらはリヤデザイン。

L字型のリヤテールランプは、前回公開されたティーザー画像と全く同じで、テールゲートスポイラーや控え目でブラックのアクセントが際立つルーフスポイラーも装着されてスポーティさを強調。

リヤロアバンパーやフロント・リヤフェンダーにはモールディングパーツが装着されていますが、この点はさすがに艶有りブラックではなく素地ブラックのままでちょっとチープ感が目立つかも。

気になるパワートレインについては、QX50と同じ排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載する予定で、最高出力268hp/最大トルク380Nmを発揮することが期待されます。

トランスミッションはCVTのみで、駆動方式は前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)の2種類がラインナップされる予定となっています。


インフィニティは今の苦境を乗り越えてドイツ御三家に勝つことはできるのか?

ちなみに今回発表される新型QX55は、2017年に発売されたQX70neeFX以来の新型クロスオーバーで、インフィニティによれば「ほぼ20年前に作成した高級クロスオーバークーペを復元させたもの」だそうで、レトロフューチャーをイメージしたものなのか、それとも現代版として全く新しいデザイン言語を採用してくるのかは全く不明であるものの、かなり期待できる一台ではないかと思います。

スタイリッシュでスポーティなアーチ形のルーフラインやコンパクトなダックテールスポイラーは、旧型FXに敬意を表した伝統あるデザインで素晴らしいと思いますが、あとはそのデザインも含め総合的に顧客が好むものに仕上がっているのか、そして日産・インフィニティの技術と品質が競合モデルに勝っているのかもキーポイントになると思います(当たり前ではあるが、今のインフィニティはこの要素にも注目すべき)。

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Reference:CARSCOOPS