日産がピュアEVのリーフをベースにしたオフロード走行可能な災害復旧支援コンセプトカーを公開。その名もリリーフ(Re-Leaf)【動画有】

リリーフは将来的な自然災害に備えて必ず役立つモデルとなる

今回のコンセプトモデル・リリーフに関して、欧州日産のEV及びインフラストラクチャ責任者であるHelen Perry氏の説明によれば「リリーフのようなコンセプトモデルは、災害管理におけるEVの適用の可能性を示し、よりスマートでクリーンなテクノロジーが人命を救うことができる。更に災害支援車両としてグリッドを介してネットワークを接続することにより、何千ものEVをスタンバイ状態で利用できるようにし、大規模な停電時にエネルギーの供給を維持する仮想発電所を独自に作成している」とのこと。


外観もオフロード向けでアバンギャルドに

リリーフは、従来の現行リーフよりも70mmリフトアップ(225mm)していて、更にフロント90mm/リヤ130mmもトレッド幅を拡大した、まるでオフロードクロカンのような風貌を持ち、ピュアEVモデルとは思えないようなアバンギャルドなスタイルに変更。

更にはカスタムホイールアーチの追加や、アンダーボディプロテクション、マッドフラップ、17インチモータースポーツホイール×オールテレーンタイヤを装着することで、どんなに荒れた路面でも走破できる足回りとパワーを持っています。

このほかにも、すぐに一目で災害支援車両であることがわかるようにLEDライトバーを装備。

ボディカラーには、電子(electron)の意味を持つ琥珀色(アンバー)のアクセントを追加し、イエローやライトブルーといった目に優しいカラーも採用しています。

車内はこんな感じで、フロントとリヤを分離するケージが設けられ、先述の通り32インチの大型ディスプレイの搭載と通信機器等を保管するスペースとして活用しています。

【Nissan RE-LEAF: 100% electric emergency response vehicle concept】

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Reference:CARSCOOPS