フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアー納車後3か月目インプレッション。改めて新型ハリアーは「高級感のあるクルマ」なのかを考える

カーメディアは「レクサスを超えた!」とか「高級車」と表現しているが…

2020年7月3日に納車された私のトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)・ガソリンZ”Leather Package”(FF)ですが、早いもので10月3日で納車後3か月目を迎えました。

総走行距離は1,700kmぐらいとあまり走られておらず、利用頻度が非常に多い割に距離がそこまで伸びていないのが正直なところで、しかし満足度としては非常に高いと感じています。

っというのも、新型ハリアーは見た目のエレガントさや内装の出来栄えの良さは非常に高いものの、「高級なクルマ」というわけではなく「価格相応のクルマ」という表現が一番適していると思うんですね。

私が購入した最上位グレードのガソリンZ”Leather Package”は、車両本体価格432万円に加えて、オプションや諸費用を加味すると約470万円とそれなりの価格帯となりますが、見た目の重厚感にマッチしたメッキのアクセントと、シャープで切れ長なフロントLEDヘッドライト&LEDデイタイムランニングライト、アダプティブハイビームシステム、先代ハリアーからの名残となる縦基調のオーナメントパネル、そして19インチ大口径アルミホイールも価格相応。


トヨタは「価格相応」もしくは「それ以上」と思わせる魅せ方がとにかく上手い

リヤデザインも同様で、Zグレードでしか設定されないロングタイプのハイマウントストップランプや、中間Gグレード以上にて標準装備される楕円形のエキゾーストフィニッシャー、フロント・リヤドアハンドルに設けられたロック・アンロック機能、チュウヒ(宙飛)マークのカーテシーランプ、高い位置でのベルトラインとメッキのウィンドウフレームなど、こういった細かいところの要素も高くもなく安くもなくの価格相応だと考えています(個人的にはフェンダーモールを設けずにカラードでまとめたところは高く評価している)。

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