ダイハツ・タント/ムーヴ/キャストやマツダCX-30に35万台超えの大量リコール!ネジ面が錆びて自動調整機構が作動しない恐れアリなど

最悪の場合自動調整機構が作動しなくなる恐れアリ

ダイハツ・ムーヴ/キャスト/ミラ・イース/タント/ウェイク/トールなど19車種・計353,578台の大規模リコール。

リコール内容としては、後輪ブレーキのシューとドラムの隙間を自動で調整する機構(ストラットセット)において、部品組立時のグリス塗布設備の管理が不適切なため、アジャスタボルトのネジ面のグリス塗布量が不足しているものがあるとのこと。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、ネジ面が錆びて固着し自動調整機構が作動しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、不具合は既に636件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ムーヴ]
・DBA-LA150S/LA150S-0132046~LA150S-0154545/平成29年10月10日~平成30年5月7日/22,470台

・DBA-LA150S/LA150S-1063169~LA150S-1074456/平成29年10月10日~平成30年5月7日/11,287台

・DBA-LA160/LA160S-0030507~LA160S-0035604/平成29年10月11日~平成30年5月16日/5,098台

・DBA-LA160/LA160S-1011333~LA160S-1014373 /平成29年10月11日~平成30年5月18日/3,041台

[キャスト]
・DBA-LA250S/LA250S-0113246~LA250S-0134935/平成29年10月10日~平成30年5月10日/21,673台

・DBA-LA260S/LA260S-0024179~LA260S-0028951/平成29年10月10日~平成30年5月14日/4,769台

[ミラ・イース]
・DBA-LA360S/LA360S-0008364~LA360S-0016594/平成29年10月10日~平成30年5月15日/8,231台

[タント]
・DBA-LA600S/LA600S-0597029~LA600S-0659536/平成29年10月10日~平成30年5月7日/62,419台

・DBA-LA610S/LA610S-0115274~LA610S-0128804/平成29年10月11日~平成30年5月16日/13,530台

[ウェイク/ムーヴキャンパス/ハイゼットキャディー/ブーン/トール/トヨタ・ピクシスジョイ/トヨタ・ピクシスエポック/トヨタ・パッソ/トヨタ・ルーミー/トヨタ・タンクなどはコチラ]

改善措置としては、全車両、アジャスタボルトを点検し固着しているものは、ストラットセットを良品に交換する、固着していないものは、ネジ面を清掃し、グリスを塗布するリコール作業を実施します。

その他のダイハツ車やマツダCX-30などのリコール内容と対象車種は以下の次のページにてチェック!