ピュアEVハッチバックのルノー新型メガーヌE-Techエレクトリックのティーザー画像が世界初公開!日産との共同開発プラットフォームCMF-EV採用へ

見た目はかなりボリューミーな新型メガーヌeVisionコンセプトが登場!

以前より度々公開されていたルノーのピュアEVコンセプトモデルに関するティーザー画像ですが、2020年10月15日にようやく新型メガーヌeVisionコンセプト(Renault Megane eVision Concept)が世界初公開されました。

既に公開されているコンセプトモデルは、市販化しているメガーヌをベースにしたピュアEV仕様の5ドアハッチバックモデルで、EVモデル独自のグリルを持たない先進的なデザインと、新世代プラットフォームとなるCMF-EVプラットフォームを搭載することで、市場で最も薄いバッテリーを使用すると言われています。

あくまでもコンセプトモデルということですが、先ほどの新型メガーヌE-Techエレクトリックが量産仕様になります。


EV仕様は安定のグリルレスバンパーを使用

改めて新型メガーヌeVisionコンセプトを見ていきましょう。

何ともクラシカルでボテッとした印象を与えるヴィジュアルですが、グリルを設けない分、その空いたスペースにLEDストリップライトを搭載するなどの先進的な改良が施され、フロントフードに凹凸を設けることで、グリルレスになったメガーヌeVisionコンセプトが真っ平な印象を与えないように立体感を加えているのがわかります。

サイドはこんな感じ。

ドアハンドルはフラッシュマウント(ポップアップ式)にすることで滑らかになり、ドライバーもしくは乗員が近づくと自動でポップアップする仕組みになっています。

ボディカラーはシンプルなシルバーに、グラデーションがかかったゴールドのアクセントが何とも個性的。

足元には、空力を改善するために特別な彫刻が施されている20インチアルミホイールを装着し、トレッド幅もワイドでツライチレベル。

そしてCMF-EVプラットフォームの大きな特徴でもあるのがスタイリングで、通常よりも小さなエンジンコンパートメントを備えるため、バッテリーは垂直方向と水平方向のどちらにでも収納できることから、ホイールをコーナーの奥まで配置することにオーバーハングが短くなり、キャビンの空間が更に大きくなるというのもポイント。

今回はインテリアの画像は無いものの、もしかすると内燃機関モデルのメガーヌよりも更に広い可能性が高そうですね。

スペックは高すぎず低すぎずの丁度良いものに

リヤデザインは、昨今のトレンドとなるセンター直結式のストリップテールランプを採用し、リヤエンブレムもテールランプと同じ色合いにしているのはユニークですね。

気になるパワートレインについてですが、60kWhのバッテリーを搭載し、フロントアクスルに電動モーターを搭載することでシステム総出力215hp/最大トルク300Nmを発揮。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/h加速時間は8秒未満、航続可能距離は451kmとのことで、多すぎず少なすぎずの丁度良いシティコミューターといったところでしょうか。

今回新型メガーヌeVisionコンセプトに使用されるCMF-EVプラットフォームは、ルノー・日産・三菱アライアンスが共有するものとなるため、日産や三菱が将来的に販売するであろうピュアEVモデルにも流用される重要なプラットフォームになることは間違いないと思われます。

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