日経新聞がトヨタ新型GR RAV4を2021年に発売すると報道。大口化したグリルに加え、C-HR GR Sport同様に6速MT登場の期待も高まる?

デザインベースはC-HR GR Sportに近い可能性も?

現時点で新型GR RAV4が、どのようなエクステリアになるかは明確になっていないものの、これまでのGRブランドを見る限りでは、フロントグリルがスクエア型の大口デザインになる可能性が高く、フロントインテーク部分は垂直基調で丸形LEDフォグランプを装着すると予想。

フロントヘッドライトはRAV4 PHVもしくはガソリンタイプのRAV4になる可能性が高そうですが、気になるのはそのモデルの方向性。

恐らくはスポーツ系を重要視した一台になるとは思いますが、元々RAV4のコンセプトにはオフロード志向が強く含まれているので(最近では特別仕様車OFFROAD Packageが販売されるほど)、足もとのタイヤ・アルミホイールはオフロード向けに変更されるかもしれませんし、サスペンションのストローク量も大きめ、そしてトランスミッションもCVTだけでなく、6速MTもラインナップされるかもしれませんね(C-HR GR Sportでも6速MTが設定されているため)。


SUVに限らずミニバンなどでもGRグレードが設定されるかもしれない

ちなみにこうしたGRモデルの開発に取り組むGRカンパニーは、新型GRスープラや86などのスポーツ車だけではなく、アクアやプリウスPHVといった非スポーツ車のスポーツ仕様タイプを販売していて、走りの安定性やハンドリング性能を高めるとともに外観もスポーティーに仕上げているのも特徴。

価格帯としてはスタンダードモデルよりも40~50万円ほど高いことが多いですが、GR RAV4も登場すれば約400万円ぐらいからの販売となる可能性が高そう。

なおGRカンパニーは「気軽にスポーツドライビングを楽しめる」ことを強みに、利便性と走りの力強さを両立し、「スポーツ車が欲しいが、ファミリーカーとしても使いたい」など、子育て世代らの需要を取り込んでいることを考えると、ファミリー世代にも人気の高いRAV4はもちろんのこと、今後登場するであろう次期アルファードやシティ派SUVの新型ハリアーでもGRグレードが登場する可能性は高いのではないかと思います。

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Reference:日本経済新聞