これ本当に塗装…?2010年式付近の日産セレナ(C26型)のホワイトパール塗装剥がれが新たに。更に日産ディーラーやお客様相談室の対応も問題に
日産・C26型セレナのホワイトパール塗装剥がれ問題はまだまだ拡大していくかもしれない
以前大きな話題となった、トヨタの2010年式付近となるアルファード/ヴェルファイア/ハイエースなどが対象となるホワイトパール塗装剥がれ問題について。
実は日産の2010年式付近となるC26型セレナなどを筆頭としたホワイトパール塗装剥がれも頻繁的に発生しているのですが、今回も新たな不具合が。
上の画像を見てもお分かりの通り、匿名希望の方より提供頂いた2013年(平成25年)式のC26型セレナなのですが、後席サイドウィンドウ下にあるサイドボディのホワイトパール塗装がごっそりと剥がれているのが確認できます。
しかも剥がれ方を見るにラッピングのように広範囲で剥がれ、「これって本当に塗装なのだろうか?」と疑ってしまうほど。
このモデルを所有する匿名希望の方からの情報によりますと、約7年所有している間は特に大きな問題は無かったものの、2020年10月18日に突然塗装が剥がれてしまったとのこと。
C26型セレナに限らず、ホワイトパールに塗装されたモデルも同様の問題が発生しているかもしれない
一体何がどうなったらこのような剥がれ方をしてしまうのか…具体的な原因についてはまだ明らかになっていないものの、トヨタのホワイトパール塗装剥がれ同様に”塗膜を構成する中塗り塗料の濃度(顔料の量)が低く、膜厚が薄い場合、長期間にわたる太陽光と雨水の影響で、電着塗膜と中塗り塗膜の密着性が低下し、外的負荷(洗車機など)により塗膜が剥がれることがある”と考えられそう。
もちろん、これは日産の調査結果ではありませんしトヨタの見解を引用したに過ぎませんが、そもそも塗料自体による問題ということであれば、セレナに限らずホワイトパールを採用しているほとんどのモデルが対象となる恐れも十分に考えられそうです(既にエクストレイル/エルグランドなどでも塗装剥がれの報告は受けている)。
塗装剥がれ発生後、日産ディーラーやお客様相談室の対応に疑問も…気になる続きは以下の次のページにてチェック!