その名は「生きがい(Ikigai)」…スズキの次世代ピュアEVスポーツモデルはこうなる?ジムニー以来のアクティブでどこにも属さない新たなカテゴリーが登場か

もしスズキからこんな過激なモデルが登場したら大事だ!

スズキと言えば現在、オフロードクロカンモデルのジムニー(Suzuki Jimny)/ジムニー・シエラ(Jimny Sierra)以外では、個性的且つ他の競合に属さない独創的なモデルをラインナップしていませんが、次なる独創的なピュアEVモデルはこうなる?というレンダリングが公開されています。

今回デジタルアーティストのSamuele Errico Piccarini氏によって作成されたピュアEVですが、その名称は「生きがい(Ikigai)」と呼ばれるもので、セダンタイプのキザシ(Kizashi)以来となる日本語独自の名称を持ち、ボディスタイルは全くの新しい2ドアシューティングブレーク、しかもスズキらしいデザイン言語はどこにもなく、どちらかという中国のスタートアップ企業が生み出したような外観にも見えますね。

もちろん、これはスズキからは一切承認を得ていない非公式レンダリングなので、あくまでもイメージレンダリングに過ぎませんが、ここまでスズキが実現しないようなデザインに仕上げた理由と言うのが「ジムニーのような独創性を新たに生み出してほしい」という想いが込められているからだそう。


ジムニーオーナーだからこそ、スズキにはもっと独創的なモデルを展開してほしい

Samuele Errico Piccarini氏は、自身の愛車をジムニー(日本名:ジムニーシエラ)にするほどのスズキファンだそうで、将来的にスズキからは独創的なピュアEVスポーツモデルを発表してほしいという願いや、ジムニーという自分の”生きがい”を形にしたのが、このデザインなのだそう。

リヤデザインを見てもお分かりの通り、フロントマスク同様に水平基調のストリップLEDテールランプを採用し、垂直なブレーキライト、デュアルアクティブリヤスポイラー、ベンチュリートンネルを備える大型リヤディフューザー、そしてダブルバブルルーフといった過激なエクステリアに仕上げられています。

サイドドアパネルのプレスラインもエグく、フロントフェンダーダクトを設けることにより、フロント・リヤアクスルに設けられた電動モーターを冷却→空気を抜けさせる効果があるそうですが、果たしてスズキから過激なピュアEVスポーツモデルが登場するのかどうかは不明(夢を持つことはもちろん大事)。

内装はまさに未来のクルマをイメージ

インテリアはかなり先進的で、全体を包み込むようなデジタルダッシュボードとフルデジタルディスプレイを備えるレーシングカー風のステアリングホイール、フロアにダイレクト装備されたスポーツシートなど、まだまだ国産メーカーでも実現できないポイントが多く、しかしダッシュボード全体にディスプレイを搭載するところはHonda e的な要素が含まれていたりもしますね。

下面はもちろん、アンダーパネルを設けることでフラットにし、空気の流れを上手くコントロールしながらリヤディフューザーへと流れる仕組みになっていますが、その一方で極太大口径タイヤの存在感もあり、こういったところの表現力はレンダリングならではだと思います。

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Reference:CARSCOOPS