ブガッティ究極のトラックハイパーカー・ボライドゥ(Bolide)が世界初公開!1,825馬力&僅か1,240kgでパワーウェイトレシオ比は0.67、なおボライドゥはイタリア語で「火球」

もはや車の域を超えている究極のハイパーカー・ボライドゥのパフォーマンスは?

ボライドゥの直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が僅か2.17秒で、0-200km/hの加速時間が4.36秒、0-300km/hの加速時間が7.37秒、0-400km/hの加速時間が12.08秒、そして理論上ではありますが、0-500km/hの加速時間は僅か20.16秒にて到達するというまさにクレイジーモンスター。


スペックだけでなく見た目も十分エクストリームモンスター

折角なので改めてボライドゥのクレイジーなエクステリアデザインを見ていきましょう。

元々サウジアラビア王子のために作られたヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)も中々に非現実的なデザインでしたが、ボライドゥも更にエクストリームで空力を最大限に考慮したボディスタイルを実現しています。

トップルーフには、エアフローを改善するためのルーフスクープが搭載されているとのことで、外板が変形することで最適な空力特性を得ることができるという優れもの。

この地を這うようなボディスタイル…何と全高僅か995mmとランボルギーニ・カウンタック並みの低さを持ちますが、そもそもスタンダードなシロンよりも300mm低いというのも凄い話ですよね。

リヤデザインはまさにセンスの塊

そしてティーザー画像にて公開されたX字型のテールランプはこんな感じ。

以前完全リークした画像同様に、”X”がクロスする中心にパガーニ・ゾンダ/ウアイラのようなセンター4本出しマフラーをインストールする辺り、デザイナーのセンスが光るところ(しかも4本のテールランプと4本のマフラー、そしてエンジンもリヤにクワッド(4基)ターボと掛けているところも流石)。

もちろん中央にレイアウトすることで、リヤディフューザーの自由度が大幅に向上するのでスリット溝の深さはかなりダイナミック。

内装も最大限の軽量化を図るも、見た感じ豪華すぎる

内装もまさに軽量化を極めたレイアウトで、シートフレームにはフルカーボンファイバ採用し、体が密着するポイントだけにアルカンターラ素材を使用しています。

トランスミッションが敢えてフロントに設けられたことで極太になったセンターコンソールはフルカーボンパネルを採用し、内ドアトリムやダッシュボードにはブルーのアルカンターラ素材を張っています。

ドアはどうやらバタフライドアを採用しているようですね。

僅か8か月という短い期間にて製造されたボライドゥですが、今のところVIP顧客のためにワンオフモデルとして製造されたのか不明で、もちろん価格帯も不明(多分10億円以上)。

ちなみにブガッティCEOのステファン・ヴィンケルマン氏はこう語っています「燃焼エンジンの絶対的な頂点が誕生した」と。

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Reference:motor1.com