これ一台でどこにでも行ける!トヨタ新型タコマのワンオフモデルがSEMA360にて公開!テントやエアコンプレッサー、更には貯水タンクも搭載【動画有】
いかにもアメリカ人がやりそうな豪快カスタムだ
昨今の諸事情によりSEMAショー2020が開催中止となり、その代替えとして2020年11月2日~11月6日までオンラインのみでの披露となるSEMA360にて、トヨタ新型タコマTRD Pro(Toyota New Tacoma)をベースにしたワンオフモデルが世界初公開されました。
今回公開されている個体は、4WD Toyota Owner Magazineによって作成された世界に一台しか存在しないオフロードピックアップトラックで、同氏曰く「タコマで今すぐにでも行きたくなる…どこにでも行くことができてる。オフロードパフォーマンスのアップグレードと究極のアウトドアライフスタイルを作り上げている」と説明。
そのため、エクステリアから明らかに普通と異なる過激さとオフロード感を演出していて、アルミ製フロントバンパーやフロントウインチ、LED補助等も装備されています。
オフロードモデル且つ旅車としてもフル活用できそうだ
サイドから見てみるとこんな感じ。
トップルーフには、ルーフラックとベッドラックが設けられ、足もとにはオフロード向けの肉厚なBFGoodrichマッドテレーンタイヤと16インチマットブラックアルミホイールを装着しています。
リヤも何か色々と凄いことになっていますね。
デュアルスイングアウトを備えるスチール製リヤバンパーを装備しつつ、パワータンクPT10エアコンプレッサー、Totopax燃料、そして貯水タンクを装備することで車中泊などの遠出目的にピッタリな装備内容となっています。
もちろん車内で寝れない方には、こんな感じで荷室上部に設けることが可能なカーゴベッドテントも装備されているので、足を伸ばしきって睡眠がとれますし、夏や秋の夜には快適に過ごすこともできるんじゃないかと思いますね。
なお足回りについては、ToyTec製のAdd-a-LeafパッケージやBOSS Aluma 2.5シリーズのショック&コイルオーバーを含む専用サスペンションをインストールすることでリフトアップ。
このほかにも、ロアコントロールアームやロッキングリヤデフ、スキッドプレート、ロックスライダーといった専用パーツも全て装着されているため、見た目だけでも純正と全く異なるがわかりますね。
あれもこれも装備すると車体重量も重くなる…だからこそスーチャー化でパワーアップ!
気になるパワートレインについてですが、排気量3.5L V型6気筒エンジンをベースに、マグナソンTVS1900スーパーチャージャーを搭載することで、最高出力375ps(+93ps)/最大トルク447Nm(+88Nm)を発揮。
かなり走りにくい悪路や、傾斜のキツイ道などを走破できるだけのパワーを備えていることはもちろんですが、貯水タンクやエアコンプレッサーといった様々なユーティリティを搭載したことで車体重量がかなり増えてしまったため、その分をパワーで補うためにスーチャー化したのだと思われます(ハイブリッド化と同じ考え)。
【First Look: Toyota Overland-Ready Tacoma】
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Reference:CARSCOOPS