【世界最速の事故】日本で唯一納車されたマクラーレン・スピードテールが世界最速クラッシュ。富士スピードウェイのストレートでスピンしてフロントが大破【動画有】

2020-11-10

世界最高峰のラグジュアリーGTカーでありながら、最も危険なGTカーであることも認識しなければならない

ちなみに日本に納車されたマクラーレン・スピードテールは、オプション等も含めると優に3億円をこえる程の超高額モデルで、この後日本には2台納車される予定ですが、今回の事故を見るに公道で走らせるのはかなり危険な印象を受けますね。

一応世界最高峰のラグジュアリーGTカーとしての名を持つスピードテールですが、それ以上に運転する際にはそれなりの覚悟と技術力、そして悪条件の天候のなかで無理に乗ることだけは避けた方が良い一台なのかもしれません。

ただのホワイトではない特別なホワイトカラー

なお今回クラッシュしたスピードテールのボディカラーは「ムリワイ・ホワイト」と呼ばれる特殊カラーで、ブルース・マクラーレンの家の壁色がモチーフになっていると言われています。

それは、彼が生まれたニュージーランドにあるムリワイビーチの波がイメージとなっていて、特にサイドインテークは色に抑揚がありムリワイビーチを彷彿させます。


スピードテールのスペックはハイパーカークラス

そんなスピードテールのパワートレインは、マクラーレンのアルティメットシリーズP1より引き継いだハイブリッド技術を採用し、マクラーレン・セナ(McLaren Senna)同様の排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに電気モーターを組合わせることでシステム総出力1,035hp/最大トルク1,150Nmを発揮。

直線性のパフォーマンスとしては、0-300km/hの加速時間が12.8秒、最高時速は403km/hにまで到達するマクラーレン史上最速のハイパーカーとなります。

まるで宇宙線のようなエクストリームなスタイリングを持つスピードテール。

同じアルティメットシリーズのマクラーレン・セナが昆虫のような見た目であれば、スピードテールは宇宙人のような存在感でしょうか。

ちなみにスピードテールに収納されているボルトやナットなどを締結する際に必要な工具類は全てゴールド仕上げで、工具箱やその周りもフルカーボンというとんでも仕様。

このあたりのスペシャリティ感はマクラーレンのアルティメットシリーズの最高峰ともいうべきポイントではないかと思います。

【【世界初】マクラーレン・スピードテール&セナGTRが富士スピードウェイを走った件[#70] 【765LT】【セナLM】】

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