ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型IS300 F SPORTのインテリアをインプレッション!標準装備のLtex(合皮)もグッドだが残念なポイントも
早速新型IS F SPORTのインテリアをチェックしていこう
まずは内ドア部分からチェックしていきましょう。
サイドウィンドウ周りのオーナメントパネルがサテンクロム仕上げとなり、シックな印象とさりげない高級感を演出。
残念ながらF SPORTグレードにおいても、ウィンドウレバーにはメッキ加飾が入らず、レバーを押したり引いたりした時の”カチッ”って音も無いのでちょっと安っぽい印象です。
そしてこちらがF SPORTのコックピット。
ステアリングの6時の部分にはF SPORT専用バッジが貼付されて特別感があり、あとはインフォテイメントシステムが4.2インチではなく8インチ、そしてセンターインパネ上部のナビゲーションディスプレイは全グレード共通にて10.3インチとなっています。
ステアリング表皮はもちろん本革タイプで、version Lにて見られた11時~13時部分のアッシュと呼ばれるオーナメントパネルは無く、全周本革仕上げなのはグッド。
もちろんパドルシフトも標準装備です。
標準装備のLtex(合皮)シートの質感はどうだ?
シートはオプションの本革ではなく、標準装備のLtex(合成皮革+ブラック)仕上げ。
シートの触り心地やホールド感は本革シートとそこまでそん色なく、ぶっちゃけLtexでも十分と言えるほどの適度なカタサと質感だと思います。
ただ、シート表皮が本革に比べてかなりツルツルなので、座った際に滑りやすい(姿勢が崩れやすい?)という問題も。
センターコンソールはこんな感じ。
非F SPORTとの大きな違いはありませんが、センターシフトがF SPORTのディンプル本革仕上げにホワイトのカラードステッチを縫合しているぐらいでしょうか。
F SPORT専用パーツはこんなところにも
そして足元のアクセル・ブレーキペダル類は全てF SPORT専用アルミプレートに仕上げられ、非F SPORTのように簡易的なものでもないところもグッド。
こちらが非F SPORTのアクセル・ブレーキペダル。
この見た目が違うだけでも、運転する時の気分は全然違うでしょうね。
センターシフトに戻りますが、シフト奥には残念ながらシートベンチレーション(シートクーラー)が無くシートヒーターのみ。
Ltexの場合はベンチレーションが設定されず、本革を選んで初めてベンチレーション&ヒーターと同時装着になるので、このあたりの差別化も結構大きいと思います。
こちらは後席。
フロントシート同様にとりあえずツルツルで結構滑りやすい上に、身長182センチの私だと結構乗降りはしにくい印象です。