キドニーグリルでか過ぎ…BMW i NEXTの記念すべき量産モデルとなる新型iXが世界初公開!ピュアEV採用で500馬力/航続可能距離482km【動画有】
巨大キドニーグリルには見慣れてきたものの、それでも「売れるとは思えない」
そしてBMWのアイデンティティとなってしまった巨大キドニーグリルですが、明らかに「やっちゃった」感があり、これはコンセプトモデルの時からかなり批判があったと言いますか…今となっては話題にすら挙がらない程。
車のエクステリアデザインやフロントマスクは、ユーザーが購入する上でかなり重要視するポイントだと思うのですが、恐らくこれを購入するユーザーは非常に限られていると思われますし、「売れるとは思えない」というのが正直なところ。
ただこのグリルには、先進運転支援システム用のセンサーやカメラ、レーダー技術が組み込まれているとのことで、ただ単純にグリルが大きいというわけではないとのこと。
リヤデザインはX4のような細長いリヤテールランプを搭載し、かなり筋肉質で重厚感たっぷり。
しかも上から下に掛けてフォルムがワイドになっていく流れは、完全にワイド&ローを意識したスタイルであることがよくわかります。
六角形ステライングホイールをBMWの量産車として初採用
インテリアはこんな感じ。
かなり個性的な六角形のステアリングホイールはBMWの量産車としては初で、更に車内のコンセプトには「アクセスのしやすさとドライバーへのより良い情報表示」が含まれているそうで、遂に内ドア部分に電動パワーシートのボタンコンソールが設けられるほど(どこかのメルセデスベンツで見たことがあるような…)。
シート形状は非常にシンプルながらも、乗員が座った時に腰にかかる負担やロングドライブで疲れないような設計が施されているそうで、シートのカタさにも徹底的に拘っているそうです。
EVスペックとしては申し分ないレベル
そして気になるパワートレインについてですが、BMWの第5世代となるオールエレクトリックを採用し、2基の電気モーターを組み合わせることでシステム総出力500hp以上を発揮、直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が5秒未満、そしてバッテリーパックは100kWhを搭載し、EPAのFTP-75テストによって航続可能距離は482kmを達成、欧州でのWLTPモードでは600kmにまで到達するとのこと。
いよいよBMWが本格始動するiNEXTですが、今回のモデルは恐ろしく誰も興味を示しておらず、多くのカーメディアが大々的に取り上げていないのが残念なところ(それよりも11月11日にトヨタ・クラウンのセダンタイプが生産終了という話題の方が圧倒的に上だったように思う)。
気になる発売日ですが、今のところ2021年末よりスタート予定となっています。
【What’s your reason not to change? The first-ever BMW iX.】
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Reference:motor1.com