日産が2020年度上期決算にて最終赤字3,299億円であることを発表。更にフルモデルチェンジ版・新型ノートの詳細は一切語らず”新型コンパクト”の表記のみ

2020-11-13

更に2021年通期決算の最終損益は6,000億円を超える大赤字の可能性も

日産は2020年11月12日の17時より、オンライン形式にて行われた2020年度上期決算報告にて、連結最終損益が3,299億円の赤字(前年同期比+653億円)であることを発表しました。

昨今の諸事情による世界的な経営不振はもちろんのこと、元CEOであるカルロス・ゴーン氏が辞任してからの競争力低下も大きく影響しているとのことで、この状況が続けば2021年3月期通期の最終損益は6,150億円の赤字になることを明らかにしています。

またその一方で、今後の日産の経営方針を大きく変換していくであろう新型車の販売ラインナップも公開されましたが、上にある通り2020年度上期はマイナーチェンジ版・新型キックス(Nissan New Kicks)が発表・発売され、2020年度下期はフルモデルチェンジ版・新型ローグ(New Rogue)/新型マグナイト(New Magnite)/新型コンパクト、そして2021年度以降は新型アリア(Ariya)/フロンティア(New Frontier)/パスファインダー(New Pathfinder)/フェアレディZ(New Fairlady Z)/キャッシュカイ(New Qashqai)/新型バン/インフィニティQX55&QX60が発表・発売されます。


期待された新型ノートはほとんど触れられず…

特にこの中で最も注目されたのが、2020年11月24日に発表、12月23日に発売予定のフルモデルチェンジ版・新型ノート(New Note)がサプライズ発表される?という期待がありましたが、ノートの”ノ”の字も出て来なかった辺り、恐らくギリギリまで発表する予定はなさそう。

そしてもう一つ個人的に気になっているのが、2021年度以降に発売予定となっている新型バンで、てっきり軽トールワゴンタイプのデイズをベースにしたピュアEVモデルと思っていただけに、それとは全く異なる大型モデルになりそうですね。

現時点ではフルモデルチェンジ版・新型NVシリーズとなるのか、全く別のモデルになるのかはわかりませんが、今後の日産には大きく期待したいところです。

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