ポルシェが後のピュアEV新型タイカンに繋ぐヴィジョンEを開発していた!更に918スパイダーをベースにした918RSや906リビング・レジェンド等

引き続き公けに公開されなかったポルシェの過激モデルを見ていこう

形状全てが常軌を逸した906リビング・レジェンド

続いては2005年に開発されたレトロなレーシングモデルからインスピレーションを受けた公道仕様モデルの906リビング・レジェンド(906 Living Legend)。

何ともずんぐりしたようなデザインですが、ベースとなるモデルは1966年に登場した906レースカーで、恐ろしく盛り上がったフロント・リヤフェンダーや非常に大きく伸びやかなドアサイドのダクト、そして大きく垂れ下がったフロントノーズなど、全てが特殊過ぎて思考が追い付かないレベル。

フロントから見た時のLMP1レースカー風のようなエクストリームな見た目はもちろんですが、フロントコーナーに設けられたフロントヘッドライトの作りや非常にコンパクトで効率性を重視したダクトなど、恐らく生産性の問題も含めて市販化することが難しかった一台なのだと思いますが、2005年時点でこのようなモデルが開発されていたことを考えると、ポルシェは常に先を見据えたブランドなのがわかります。

サイドから見るとフロントノーズから大きく反り上がるラインを見ることができず、フェンダーラインによって隠されてしまうのはユニーク。


コンパクトで過激なピュアEV仕様のヴィジョン916

最後は、906リビング・レジェンドによく似た2016年に開発されたヴィジョン916(Vision 916)。

過去に登場した914のハイパフォーマンスモデルと言う立ち位置ですが、その姿を一切表すことなく開発が終了してしまったため、恐らくこのモデルが登場したのは今回が初ではないかと予想されます。

内燃機関は一切搭載せず、100%ピュアEV仕様とのことで各ホイールにハブモーターを搭載し、ボディサイズも大幅にコンパクトにしているとのこと。

スペックについては明らかにされていませんが、噂によればパワーウェイトレシオ比は1を切っていた?ともいわれています。

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Reference:motor1.com①motor1.com②