早くも試練?!フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERに納期トラブル!旭化成工場火災が原因で「とあるオプション」を選ぶと長納期になる恐れ

2020-12-02

今回の問題は日産だけに限った話ではないが…

2020年11月24日に発表され、12月23日に発売スタート予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note)ですが、何とこのモデルの一部のグレードに限り、大幅な納期遅れとなる恐れが高いとのこと。

その一部のグレードというのが、最上位グレードXにてメーカーオプション扱いとなっているETC2.0ユニットなのですが、以下の通り抱き合わせオプションにて販売されているため、内容によっては「プロパイロット(ProPilot)」を選択したい場合でも納期遅れの恐れがあるそうです。

[セットメーカーオプション8/Xグレードのみ対応]・・・370,700円
・インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付き)
・インテリジェントルームミラー
・NissanConnect9インチナビゲーションシステム(地デジ内蔵)
・NissanConnect専用車載通信ユニット(TCU)
・ETC2.0ユニット
・SOSコール
・後側方衝突防止支援システム(インテリジェントBSI)
・後側方車両検知警報(BSW)
・後退時車両検知機能(RCTA)


[セットメーカーオプション9/Xグレードのみ対応]・・・442,200円
・インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付き)
・インテリジェントルームミラー
・ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、オーディオ、ハンズフリーフォン、プロパイロット)
・USB電源ソケット(タイプA 1個、タイプC 1個)
・ワイヤレス充電器
・NissanConnect9インチナビゲーションシステム(地デジ内蔵)
・NissanConnect専用車載通信ユニット(TCU)
・ETC2.0ユニット
・SOSコール
・プロパイロット(ナビリンク機能付き)
・プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)
・後側方衝突防止支援システム(インテリジェントBSI)
・後側方車両検知警報(BSW)
・後退時車両検知機能(RCTA)


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原因は旭化成・延岡工場の火災発生

なぜ大幅な納期の原因になるのかというと、2020年10月に発生した旭化成グループの旭化成マイクロシステム延岡工場の火災事故により、半導体の製造が完全ストップしてしまい、2020年11月末時点でも復旧のめどが立っていないんですね(毎日新聞によれば、火元とみられる4階部分は危険物などで立ち入りできない状態が長く続いたため、復旧には少なくとも数カ月かかるとのこ)。

この製造ラインでは、楽器大手のヤマハや音響メーカー用のパーツだけでなく、自動車のセンサーに使用する高密度集積回路(LSI)も製造しているのですが、どうやら新型ノートe-POWERのメーカーオプションにて設定されるETC2.0も製造しるいたそうで、現在はその生産がストップしているとのこと。

プロパイロット装着車に限らず、今後販売されるノート・オーテックやノート・オーラも大幅な納期遅れの恐れも?!気になる続きは以下の次のページにてチェック!