東京都・江東区にてフェラーリ458スパイダーを運転していたドライバーが単独事故でフロントを大破。やはりメディア/マスコミは「フェラーリが事故」と報道【動画有】
不謹慎ながらも、これが軽自動車や乗用車だったら報道されていたのだろうか…とも考えてしまう
2020年12月11日の午前9時半頃、東京都・江東区にてイエローカラーのフェラーリ458スパイダー(Ferrari 458 Spider)が単独事故を起こし、フロントが大破する大事故にまで発展したとのこと。
ANN Newsによると、この車を運転していた30代の男性は軽いけがをして病院にて手当を受けているそうですが、命に別状なかっただけでも不幸中の幸いだったと思います。
若干ウェットな路面とオーバースピードで衝突した恐れも?
なお現場には無数のパーツが飛散していて、フロントデザインが全く分からないレベルにまで大破していることを考えると、恐らくドライバーは相当なスピードを出していた可能性が高そう。
事故が発生した場所は、ゆりかもめ新豊洲駅のすぐそばとのことで、中央分離帯のある片側2車線の緩やかな左カーブにて事故が発生したそうですが、事故の詳細はまだ明らかになっておらず、路面が若干ウェット状態になっていることを考えると、走行途中の加速でスピンもしくはコントロールを失った可能性も。
内装もかなり悲惨な状態になっていて、フロントから衝突した勢いなのかインパネが損傷していることはもちろんのこと、エアバッグも展開していることから、やはり想像以上のスピードを出していたことが考えられそうです。
なぜマスコミ/メディアは「フェラーリが事故」と大々的に報じる?
そして今回の事故報道においても、メディア/マスコミは相変わらず「フェラーリが事故で大破」と大々的な見出しを出しているあたり、こういった特別なブランド名を上げることでニュースでのインパクトと注目を集めようとしているのが丸わかり(視聴率やビジネス優先で考えると確かにその方が効果は高いが…)。
これが仮にトヨタ・プリウスやメルセデスベンツ、BMWだったりすると、乗用車/高級外車と大雑把に報道しますが、なぜかフェラーリ/ランボルギーニ/ポルシェといった有名スーパーカー/スポーツカーブランドだけは名前をはっきりと挙げてくる辺りに悪意を感じるのが正直なところ。
もしもこれが軽自動車だったら報道されていたのだろうか…といったことも考えたりもしますが、それだけメディア/マスコミも偏った報道ばかりするようになっているのかもしれません。
458シリーズは最後のNAモデルで今後も値上がりの対象に
なおフェラーリの458シリーズ(458イタリア/458スパイダー/458スペチアーレ)は、ピニンファリーナ最後のモデルであり、加えてV型8気筒自然吸気エンジンを搭載する最後のシリーズでもあるため(その後の488GTB以降はV8ツインターボ)、今後値上がりの対象となる一台。
なかには投機目的にて購入・保管されている方も多いですが、その一方で炎上・クラッシュといったトラブルや事故でも多く取り上げられるモデルなだけに、こうしたマスコミ/メディアの報道によってブランドのマイナスイメージがつかないことを祈るばかりです。