トヨタのクロスオーバー化が止まらない!台湾にてトヨタ新型シエンタ・クロスオーバーが世界初公開。ボディカラーは全6色、クロスオーバーなのに定番のアレが付いていない件

不思議なことにトヨタのクロスオーバー需要はかなり高い

SUV/クロスオーバー市場が活発化する中、トヨタでも新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)/カローラクロス(Corolla Cross)といった派生車種が登場し、更には2022年にクラウンのクロスオーバーモデルも登場する?といった噂が浮上していますが、今度は台湾市場向けにシエンタ(Sienta)のクロスオーバーモデルとなる新型シエンタ・クロスオーバーが世界初公開されました。

まさかトヨタのコンパクトミニバン(MPV)からクロスオーバー化されたモデルが登場するとは全く予想もしていませんでしたが、シエンタは2016年に台湾市場にも導入されてから高い人気を得ていて、約4年間で5.6万台を売り上げるほどの人気っぷりですし、台湾国内でのコンパクトMPV市場では常にトップを獲り続ける一台でもあります。

ちなみに今回発表されたモデルは、単にトヨタが派生車種の拡大化を図ることだけを目的に発売されるのではなく、台湾市場のニーズや顧客からのリクエスト、意見などをフィードバックしたモデルとのことですから、現行シエンタから乗り換えるユーザーも非常に多くなるのではないかと予想されます。


クロスオーバーなのにアレが装備されていない不思議なモデル

エクステリアデザインとしては、スタンダードなシエンタとは異なり、フロントロアバンパーやサイドスカート、リヤロアバンパーに素地ブラックのプロテクターパーツとスキッドプレートが装備されることでクロスオーバー感を強調。

足もとのアルミホイールも16インチ(195/50R16)が標準装備されるそうで、スタンダードなシエンタとは異なる要素も結構多いようです。

サイド部分を見ていくと、リヤのサイドスカート部分には”CROSS”のエンボス加工が施されています。

そして今回のクロスオーバーモデルで個人的に気になっていたのがフロント・リヤフェンダー部分。

クロスオーバーと聞くと、どうしても素地ブラックの外付けオーバーフェンダーが装着されると考えてしまいますが、新型シエンタ・クロスオーバーではオーバーフェンダーが装着されず、全幅も1,695mmと1,700mm以内に抑えているので、日本市場で言えば5ナンバークラスになります。

「さすがに日本市場での市販化の可能性は低いか?」と思ったりもしますが、こういった日本市場のニーズにも適したスペックになっていることを考えると、ちょっと期待してしまうところもありますね。

新型シエンタ・クロスオーバーは見た目だけじゃなくて足回りも大幅に強化!更にエンジンも変更、ボディカラーは2トーン6色のみ、気になる続きは以下の次のページにてチェック!