フルモデルチェンジ版・スバル新型BRZの開発車両スパイショット2連発!安定のマットブラックでその存在感は異質…スバルらしい独自設計で期待大

北米市場のみで発売と言われている新型BRZだが、日本の公道でも度々開発車両がスパイショットされているようだ

2020年11月18日に世界初公開されたスバルのフルモデルチェンジ版・新型BRZですが、北米市場向けとして発表されて以降、日本国内の公道でも開発車両が何度かスパイショットされています。

ちなみに日本の公道にてスパイショットされている開発車両は仮ナンバー「太田44-64」のみで、ボディはカモフラージュ用にマットブラックのカラーラッピングに施工され、リヤエンドのエンブレムとネームバッジは偽装されていますが、太田ナンバーであることからスバルの開発車両であることが明確にわかります。

早速、各エリアにてスパイショットされた開発車両をチェックしていきましょう。


間近でスパイショットされた新型BRZの開発車両

まずは、栃木県の那須ICを降りたところにてスパイショットされた新型BRZの開発車両を見ていきましょう(画像を提供頂けたY様には心より感謝!)。

画像としてはリヤエンドのみとなりますが、やはり新型BRZのメインコンセプトとして掲げている「超低重心」「軽量」「シャープでダイナミックなハンドリング」の通り、ホイールハウスのクリアランスは大きめにとっているように見えるものの、全体的に見てみると車高は非常に低くてワイド、重心位置もかなり低いところにあるような佇まいに。

そして大きく張り出したリヤフェンダーが、いかにもFRスポーツクーペらしいスタイルを表現してくれていますが、リヤフェンダーにチラッと後付けされたようなパーツがハミタイ対策ではなく、高速走行時の安定性を与える空力パーツだったということも中々に驚き。

リヤフェンダーの外付けパーツはハミタイ対策ではない

この特殊な形状によってサイドシルからダウンフォースを発生するとのことから、細部にわたって見た目だけに留まらず、しっかりと技術を発揮できるよう設計されているところに真面目なスバルらしいポイントが見受けられます(新型BRZのフロントマスクがかなりヤンチャなアメ車風なだけにギャップも凄い)。

改めて見ていくと、リヤトランク部分にはダックテールスポイラーが設けられていて、これはトヨタ新型GR86にも共通する部分だと思いますが、まるで新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)をイメージさせるような過激さも見えたり。

いずれは新型BRZ STIも登場するとは思いますが、ダックテールスポイラーに固定式リヤウィングを装着することで、更に強烈なダウンフォースを発生するようなハードコア仕様として登場することも期待できそうです。

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