「臭いクルマ」で有名になってしまった韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の新型パリセードに新グレード「カリグラフィー」が追加。安価なFFモデルなのに一番高い件

カリグラフィーは”安価なFFモデル”とは言いながらも、最上位グレードよりも高価だった

先日、韓国の自動車メーカーである現代自動車(ヒュンダイ)の新型フラッグシップSUV・パリセード(Hyundai New Palisade)のシートから、とんでもない悪臭がするとして、数多くの顧客からクレームが殺到→ファブリーズで消臭するというとんでもないリコール対策が話題となりました。

こうしたこともあって、「臭いクルマ」というマイナスイメージが付いてしまった新型パリセードですが、今回このモデルに新グレードとなるカリグラフィー(「書道」を意)が追加されることが明らかとなりました。

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このカリグラフィーと呼ばれるグレードですが、顧客からの要望の多かった前輪駆動(FF)を設定する最上位グレードだそうで、既存トップグレードであるリミテッドよりも約27万円高い、約494万円からの販売となります。


カリグラフィー専用デザインを採用した特別モデル

新グレードのパリセード・カリグラフィーでは、他のグレードとは異なるデルタ形状のグリルパターンを採用したメッシュグリルが印象的で、更にフロントロアバンパーの形状も専用設計に。

サイドミラーには水たまりランプが設けられ、リヤエンドにはアクセントライトとワイドなLEDセンターハイマウントブレーキライトを標準装備しています。

そして足元のホイールは、左右非対称の複雑なスポークデザインを持つ20インチアルミホイールを標準装備しているとのことですが、恐らくホイールを傷つけたらかなり高額な修理費用が発生するのではないかと予想されます。

さすがにシートは消臭対策を施している?

インテリアは高級感のある本革シートを標準装備。

現時点では明らかになっていませんが、このモデルでも悪臭が発生するようなことだけは避けてほしいところです。

2列目後席も非常に広々としたキャプテンシートを採用し、3列目のスペースもしっかりと確保。

フラッグシップSUVらしい上質な作りですが、先述にもある通り、変な臭いさえなければ高い人気を得る一台だと思います。

ちなみにこの上位グレード、今のところ北米市場向けでのみ販売される予定で、韓国市場での市販化については不明なままとなっています。

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Reference:motor1.com