誰も興味ないか…韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の新型コナ・エレクトリックが早くもビッグマイナーチェンジ!なぜこんなに早く変更するのか?

見た目も中々にカッコ良く先進的な新型コナ・エレクトリックが、どうしてこんなに早くビッグマイナーチェンジ?

韓国の自動車メーカーでお馴染み現代自動車(ヒュンダイ)より、2018年に発売された新世代ピュアEVモデルとなるコナ・エレクトリック(Hyundai Kona Electric)が、早くも2021年モデルとしてビッグマイナーチェンジを果たすことが明らかとなりました。

既に全世界にて12万台以上売れているという驚異的な実績を持つ新型コナ・エレクトリックですが、ここまでのヒットを続けるのであればデザインはある程度固定した状態にして、商品力の向上や質感を高めるための一部改良(もしくは年次改良)でも十分だと思うんですけど…どうしてヒュンダイは敢えてフロントフェイスさえも大々的に変更するほどのビッグマイナーチェンジを施してきたのでしょうか?


バッテリー不具合で火災や爆発するという報告例の多い新型コナ・エレクトリック

実はこのモデル、2018年に発売されてから”高電圧バッテリーセルの製造不良により、火災発生の可能性がある”ことを確認していて、既に韓国市場では12件もの火災発生が報告されています。

一回のリコールアップデートでは、バッテリー管理システム(BMS)のソフトウェアアップデートにて対処したそうで、これによりバッテリーセルにて急激な温度変化などの異常の兆候を検知した場合、充電を即座に中止し、スターターが掛からないように安全機能を作動させるというものですが、これでも問題は一切解決されぬままでした。

しかも現代自動車は、この問題を把握しておきながら見て見ぬふりを繰り返してきたため、最終的には12万台売れた内の7.7万台がリコールの対象となり、膨大な修理費用が発生することになります。

新型コナ・エレクトリックの悪いイメージを払しょくするためのビッグマイナーチェンジ?その個性的なフロント・リヤデザインは以下の次のページにてチェック!