日産が顧客との非接触型オンラインサービス「NISSAN@HOME」を開始。昨今の諸事情を鑑みて効率よく、そして安全にオンライン販売へ

昨今の諸事情を考慮したら、今後は自動車購入もオンライン形式が主流になるかもしれない

日産のアメリカ部門となる日産USAでは、顧客との直接的なやり取りによる感染を予防するため、非接触型でのオンライン自動車購入サービスとなる「NISSAN@HOME」を開始しました。

昨今の諸事情により、各企業ではリモートワークやリモートサービスを提供するようになっていて、既にトヨタやメルセデスベンツ等でもオンライン販売サービスを実施済。

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タイミング的には少し遅れ気味ではありましたが、いよいよ日産USAもリモート販売サービスを提供することで、新車購入のサポートや見積もり作成といった、直接ディーラーにてサービスを受けられるような内容をリモートでも体感することが可能になります。


試乗や納車なども自宅にて対応可能に…そしてオンラインサービスによる成果もディーラーでは達成しているようだ

もちろん、既に販売されている既存車種や新型車も含め、試乗スケジュール予約も可能で、契約から納車に至るまでディーラーではなく自宅にて対応することも可能なので、ユーザーはわざわざディーラーに訪問する必要はありません。

すでにこのプログラムは、アメリカの7つの販売店に実施していて、特にバージニア州のディーラーでは成約率が2倍に跳ね上がるなど、かなり早い段階で実績を上げているようです。

2021年春頃までには、全米の日産ディーラーにてオンラインサービスを受けることが可能とのことですが、既にフルモデルチェンジ版・新型ローグ(Nissan New Rogue)や新型ムラーノ(New Murano)、新型キックス(New Kicks)といった新型車を数多く発表しているので、2021年は日産にとって飛躍の年になるかもしれませんね。

日産USAのeコマース担当副社長であるDanMohnke氏によれば、こうしてオンラインサービスを成功できた理由としては、「顧客が求めているもの、つまり自分の条件にて車を購入するための機能や方法を、効率よく提供できることが成功につながっている」とのことで、中々ディーラーに訪問できなかった方も、こうして気軽に新型車を購入できるスタイルへと変化していることも大きく影響しているのかもしれませんね。

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Reference:motor1.com