ホンダの2020年11月度の生産・販売・輸出実績が前年度超えでプラスに。やはりN-BOX/新型フィット4/新型フリードの売り上げが大きかったようだ

別の言い方をすると、ホンダは3本柱(N-BOX/フィット4/フリード)によって支えられている

ホンダが2020年11月度の生産・販売・輸出実績を発表。

先程はトヨタと日産のグローバル販売実績において、それぞれ前年同月比+1.8%増となる852,213台を記録/前年同月比-9.9%減となる376,442台を記録と、各社で大きな差が開いていますが、ホンダは全体的にプラスになっているようです。

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具体的に見ていくと、今回ホンダは国内販売のみの結果を掲載していますが、前年同月比+16.2%増となる51,640台を記録し、2か月連続でプラスとかなり好調。

っというのも、やはり軽自動車部門において圧倒的な人気を得るN-BOX/N-BOX Customや、2020年に発売されたフルモデルチェンジ版・新型フィット4(Honda New FIT4)や新型フリード(New Freed)の功績が大きいようです。


フィットとフリードの販売台数を足し合わせてもN-BOXに到達しないという事実

ちなみに2020年11月度の新車販売台数ランキングにおいて、軽自動車部門ではN-BOXが15,685台でダントツの1位、乗用車部門では新型フィット4が7,161台で8位、フリードが6,864台で9位となっています。

こうしてみると、フィット4とフリードの販売台数を足し合わせても14,025台となり、N-BOXのみでの販売台数に追いつけなほどに軽自動車の売上げの伸びが凄いことになっていますが、別の言い方をすれば、ホンダは今この三本柱によって支えられているため、早めに別の新型車を投じていかないと、あとでこれらの販売台数が落ちたときにリカバリーが効かないことにもなりそうですね。

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グローバル生産では国内外問わず全てプラスに

続いてグローバル生産についてですが、全体では前年同月比+11.%増でとなる457,671台を記録し、トヨタ同様に3か月連続増となっています。

なお国内外で見ていくと、日本国内生産での前年同月比は+22.5%増の64,843台、海外生産での前年同月比は+9.7%増の392,828台という結果に。

特に海外生産においては、北米や欧州、アジア、アメリカ、中国全てにおいてプラスとなり、欧州に至っては31か月ぶりの前年同月比がプラスになっているため、今回はホンダにとってもかなりの追い風になっていたようですね(おそらく新型ジャズの販売も影響していると思う)。

最後に日本からの輸出を見ていくと、全体で見ると前年同月比+11.1%増で6,994台という結果となり3か月ぶりのプラスとなっているものの、北米においては昨今の諸事情による影響もあってなのか、前年同月比-84.8%減で146台のみ、2か月連続の減となっていて予想以上に台数が少ないのも気になるところですね。

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Reference:HONDA