フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWER(4WD)はやはり注目度大!案の定ディーラーでは顧客から「後出しじゃんけん販売の仕方」について指摘を受けているようだ

確かに売れるモノを積極的に売っていくのも大事だが…

さてさて、2020年12月23日に発売スタートした日産のフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note)ですが、このモデルの発売に合わせて四輪駆動(S-Four/X-Four)と新型ノート・オーテック(New Note AUTECH)が発表され、2021年2月19日に発売されます。

今回の四輪駆動モデル発表に合わせて、いつもお世話になっている日産ディーラー3社にて取材させて頂いたところ、全てのディーラーにて前輪駆動モデルよりも四輪駆動モデルの注目度の方が高いようです。

その理由としては、フロントモーターを加味したシステム出力116ps/システムトルク280Nmに加えて、リヤモーター分の出力が加味されることで更にパワフル且つトルクフルな走りはもちろんのこと、雪道や悪路での走破性の高さが魅力的なのだそう(あとは雪国=四駆が必須と言う考えが染みついている模様)。


日産ディーラーにも少なからず不満はあるようだ

特に雪国の方々は、四輪駆動モデルはスタックなどを避けるためには必要な要素を持っているとして注目が集まっていて、四輪駆動モデルの見積もりを作成に来るお客さんも非常に多いとのこと。

但し、四輪駆動は12月23日に”発表”されただけで”発売”はされていないため、実車も無ければ試乗も不可能なので、こうしたグレードなどの販売時期をズラした日産の後出しじゃんけん的な販売方法に疑問を持っている顧客も多いとのこと。

特にネットやYouTubeなどを見ない高齢層の方々からは、「なぜ四輪駆動をあとから販売するのか?」「車検などの絡みで前輪駆動モデルを先に買ってしまった人はどうするのか?」など、色々と厳しい指摘を受けることが多いそうで、やはりディーラーも前輪駆動/四輪駆動をそれぞれ別の時期に販売することには納得していない模様。

今の日産の経営状況を見ていると、確かに一台でも多く新型車を売っていかなければならない気持ちはよくわかりますが、モノを売ることで信用を失うというリスクもあることを承知で経営していかなければ、後々日産自身の首を絞めてしまうことも考えられますからね…

四輪駆動だけでなく、日産はこのあと上級モデルの新型ノート・オーラの販売も待ち受けているが…気になる続きは以下の次のページにてチェック!