フルモデルチェンジ版・ホンダシビック・タイプRはこうなる?マフラーはセンター4本出しでコルベット風、かなりアグレッシブな表情に

とはいえFK8よりも落ち着いたデザインになる?

2021年4月29日に世界初公開されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビック・セダン(Honda New Civic Sedan)の量産デザインですが、このモデルと過去に完全リークされた新型シビック・ハッチバック(New Civic Hatchback)の特許画像をもとに、次期シビック・タイプRはこうなる?というレンダリングが公開されています。

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オーストラリアの自動車メディアCaradvice.comが作成したレンダリングを参考にさせていただくと、量産仕様の新型シビック・セダンよりもアグレッシブな顔つきではあるものの、現行FK8のゴリゴリした顔つきよりも控え目で、ちょっとアメリカンチックな雰囲気もあったり。

早速次期モデルのレンダリングデザインをチェックしていきましょう。


これが新型シビック・タイプRのエクステリアデザイン?

こちらが今回公開されている新型シビック・タイプRのイメージレンダリング。

確かにデザインベースは新型シビック・セダンで、フロントヘッドライトやフロントバンパーのベースは同じながらも、グリルレスバンパーはブラックのアクセントに変更され、フロントフォグランプを廃止し、シグネチャーランプにすることでワイド感を演出。

ボディカラーはタイプR専用のチャンピオンシップホワイトだとおもわれ、足もとには20インチの大口径鍛造アルミホイールを装着。

ブレーキキャリパはブレンボ製でレッドにペイントされ、薄っすらと確認できる車内にはレッドのアルカンターラシート?が採用されていますね。

こちらはリヤビュー。

リヤテールランプは新型シビック・ハッチバックがベースとなるため、センター直結型の一文字を採用し、リヤロアバンパーベゼルは縦型基調で大口化、そしてマフラーはセンター3本出しから4本出しに増え、シボレー・コルベットC7(Chevrolet Corvette C7)風に。

リヤウィングは従来通りですが、噂によるとフルカーボン仕様のリヤウィングも準備される?との情報もあるようです。

次期シビック・タイプRはハイブリッドモデルではない?

ここからは、以前より度々噂されていたホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビック・タイプRが電動化&四輪駆動(AWD)にて登場するという話。

既に開発車両も複数目撃されていて、派生車種となる次期シビック・ハッチバック/シビック・セダンの開発車両も海外のみならず日本国内でも何度かスパイショットされています。

そんな次期シビック・タイプRですが、これまでの話から一転して「電動化しない」と報道され、最後のノンハイブリッドガソリンモデル&最後のタイプRとして欧州市場にて販売されるとの噂が浮上しています。

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「最後のタイプR」ということは、これを最後にシビック・タイプRは登場しないということ?

ホンダは以前、2022年~2025年の間に欧州市場向けのモデルのほとんどをハイブリッドもしくはピュアEVモデルとし、ガソリンモデルを廃止にしていく考えを示していましたが、海外の自動車ニュースサイトAutocarによると、次期シビック・タイプRは2022年に発売される予定で内燃機関のみをラインナップする最後のタイプRになると説明しています。

何とも「最後のタイプR」というのが気になるところですが、ホンダとしてはシビック・タイプRにハイブリッドシステムを採用することを嫌がっているのか、四輪駆動化を採用することはシビック・タイプRの存在を否定することになると考えているのかはわからないものの、環境法規制などの様々なジレンマがある中で、ホンダとしても譲れない何かがあるのかもしれません。

現時点で具体的なスペックについては明確になっていませんが、開発車両がスパイショットされた当時は排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせることで、システム総出力400hpを発揮し、更に駆動方式は前輪駆動(FF)から四輪駆動(AWD)に変更されるという話でした。

つまり、前輪はガソリンエンジンで後輪が電気モーターという組み合わせで、NSX/レジェンドの駆動システムを参考にしたものともいわれていましたが、それ以上に懸念されるのが価格アップとなり、現行シビック・タイプRで475.2万円となりますが、確実に500万円を超えてくると予想されます。

次期シビック・タイプRはどんなスペックになる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!