フルモデルチェンジ版・(欧)トヨタ新型ハイランダーが遂にデビュー!初の7人乗りSUV導入で利便性を向上、パワートレインはハイブリッドのみ

新型ハイランダーはとにかく静粛性に拘っている

引続き新型ハイランダーを見ていきましょう。

静粛性という点では、先述のトランスミッション以外にも、アコースティックウィンドウスクリーンやフロントグレーシング、ルーフ、フロアサイレンサー、ホイールアーチ、ロードスペースにも拡張防音機能を備えているとのことで、ダイナミックな3列シートSUVからは想像もできないような上質さが生まれているのも、このモデルの魅力ポイントなのかもしれません。


これだけ機能性が向上しているのに、フロント・リヤウィンカーはチープな豆球タイプ

見た目のダイナミックさや機能性の高さ、そして静粛性の向上による工夫という点では、かなりハイレベルなモデルであることは確かなのですが、RAV4同様にフロント・リヤ共にウィンカーが豆球というのはちょっと微妙。

おそらくRAV4から共有しているパーツも複数あると思われるものの、せっかく上位グレードを謳うのであれば、「ここも差別化すべきだと思うが…」という印象ではあります。

欧州市場向けの新型ハイランダーは3種類のグレードをラインナップ

欧州市場向けの新型ハイランダーのグレード構成としては全3種類で、エントリーグレードでもスマートエントリーキーやLEDヘッドライト、3ゾーンエアコン、シートヒーター、ワイヤレス充電器が標準装備されています。

なおエントリーグレードに関しては、センターダッシュボードに設けられたディスプレイが8インチと非常にコンパクトですが、上位グレードになると12.3インチが標準装備となります。

この他、インストルメントクラスターは7インチ、ステアリングホイールやセンターシフトノブも他モデルから流用と新鮮味が感じられないポイントも多数ではあるものの、グレードによってアンビエントライトが採用されたり、JBLの1,200ワット11スピーカープレミアムオーディオシステム、パノラマサンルーフが標準装備されることで快適性を向上させています。

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Reference:CARSCOOPS