製作期間は約12か月!フルカーボンボディ&2JZエンジンをぶち込んだトヨタ新型GRスープラが世界初公開。エンジン出力は超過激な1,000馬力【動画有】

見た目も中身も全てにおいてクレイジーな新型GRスープラが登場!

過去これまで、様々な過激カスタムのトヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)が公開されてきましたが、今回その中でも更に過激なカスタムモデルが世界初公開されました。

ラトビアの首都リガに拠点を置くHGKレーシングチーム(HGK Racing Team)が発表した新型GRスープラは、製作期間約12か月を要し、ボディはフルカーボン仕様、足回りも純正から大きく変更された社外製サスペンションや大口径アルミホイールを装着、更には先代80スープラにて搭載されていた2JZエンジン+過激チューニングを施した究極モデルに仕上げられています。


グリーンペイントを使用しないナチュラルなカーボンケブラーボディ

コチラが今回発表された新型GRスープラの過激カスタムモデル。

見た目からしてただならぬ雰囲気が漂ってきますが、何とボディパネルはフルカーボン&ケブラーに変更され、圧倒的な強度と軽量化を得るだけでなく、ナチュラルなグリーンの風味を組み合わせているのもポイント。

真正面から見てみるとこんな感じ。

フェンダーまで大きく覆われたカーボンファイバケブラー製フロントフードもインパクトがありますが、フロントスプリッター周りも全てカーボンに仕上げられ、徹底した軽量化に貢献しています。

リヤビューもかなり過激な仕上がりで、純正から更にワイド化されたオーダーメイドのボディキットや、更にリヤフェンダーはタイヤを完全に被さずに敢えてむき出しにすることでスーパーカールックな雰囲気を演出。

おそらくこのモデルの後続を走っている車両は、飛び石や巻き石でフロントバンパーが傷だらけになるかもしれませんね。

なおリヤハッチガラスやリヤバンパーエンドに大きなダクトのようなものが設けられていますが、おそらくはラジエーターのクーリング用だと思われます。

スープラの大きな特徴の一つでもある、上に反り上がったダックテールスポイラーも良い感じ。

リヤテールゲートと一体化にすることでシンプルにまとめ、ボディもフルカーボン仕上げなので軽量化にも貢献しています(純正に比べて空力効果がどれだけ得られているかは不明)。

足回りのサスペンションや大口径アルミホイール、超強力なウィルウッドブレーキをインストールするなど、純正から大幅に変更された要素も多く、恐らく乗り味も全くの別物だと思われます。

エンジンは80スープラ譲りとなる2JZをスワップ

そして最後に注目したいのがフロントエンジン。

従来搭載される排気量3.0L BMW製直列6気筒ツインスクロールターボエンジンから、先代80スープラに搭載されていた2JZ-GTEエンジンへとスワップされ、更に独自のチューニングキットをインストールすることで最高出力1,000hpへと大幅に向上されているとのこと。

駆動方式は後輪駆動(FR)と変わらずですが、ツインディスククラッチを備えるサムソナスシーケンシャルトランスミッションへと置き換えられているのも注目。

恐らく直線性のパフォーマンスも、純正(RZ)より大幅に向上しているものと予想されます。

【HGK – SUPRA EUROFIGHTER】

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Reference:CARSCOOPS