遂に韓国も動いたか…現代自動車(ヒュンダイ)の上位ブランド・ジェネシスが、2021年末までにV型8気筒エンジンを完全廃止へ→次期G90はPHEVが濃厚に

引続き新型G90の開発車両をチェックしていこう

こちらが正面からスパイショットされたジェネシス新型G90の開発車両。

ボディスタイルとしてはフラッグシップセダンとなるため、競合モデルにはメルセデスベンツ新型Sクラス(Mercedes-Benz New S-Class)やBMW新型7シリーズ、アウディ新型A8、そしてレクサス新型LSが対象に。

とはいえ、これらのモデルに対抗できるだけのパフォーマンスはもちろんのこと、先進装備やデザイン性などで今のところ勝てる見込みは無く、ジェネシスとしてはどういったところで勝負を仕掛けてくるのか非常に気になるところ。

ちなみに2020年モデルの原稿G90は、Goodcarbadcar調べによると、2020年第四四半期のアメリカでの販売台数は僅か500台で、競合のSクラスは約2,000台、7シリーズで約2,200台、アウディA8で700台と、全てにおいて惨敗。


エンジンは既存モデルから流用?ハイブリッド化の可能性も

ちなみにフラッグシップセダンでありながらも、更なる上位グレードのリムジン仕様も登場する可能性が高いとのことですが、今回のフルモデルチェンジによりボディサイズがどれだけ変化するのか、後席の居住性は現行よりも大きく確保され、圧迫感も解消されているのか注目。

パワートレインについては、現行G90には排気量3.3L V型6気筒ツインターボエンジン(最高出力365hp/最大トルク510Nm)と、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジン(最高出力420hp/最大トルク519Nm)の2種類をラインナップ。

先述にもある通り、次期G90ではV型8気筒エンジンが完全廃止となり、GB80と同じ排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンが搭載される予定です。

なお競合モデルの新型Sクラスや7シリーズ、LSなどでにはマイルドハイブリッド/ハイブリッドが設定されていて、環境法規制も考慮するとジェネシスも電動化は必須になってくるでしょうから、パフォーマンスや燃費、価格帯でもかなり優位に立てるレベルに仕上げて来ないと対抗するのはかなり厳しいのではないかと思います。

気になるデビュー時期については、今のところ2021年末~2022年初めを予定しているそうです。

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Reference:CARSCOOPS①CARSCOOPS②