超希少&低走行距離のランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーエディションが約4,600万円にて販売中!ところで「カウンタック」の由来って何?

ランボルギーニとしては珍しい”闘牛の名前”が由来ではないカウンタック

ちなみにランボルギーニ・カウンタックは、先述にもある通り1971年3月11日午前10時にLP500プロトタイプとしてカロッツェリアベルトーネの展示ブースにてデビューし、2021年3月11日午前10時に50周年を迎えたことを公式アナウンスしました。

当時ランボルギーニが開発したカウンタックは、非常に多くの注目を浴びることとなり、顧客の需要を満足するためにプロトタイプから生産までの開発を加速する必要がありました。

他のモデルでは中々見ることのできない象徴的なデザインを担当したのは、当時カロッツェリアベルトーネのデザインディレクターだったマルチェロ・ガンディーニに他なく、同氏はまた従来の横開きドアの代わりに縦開きのシザードアを採用。

これがきっかけとなり、それ以降のすべてのV12モデル(ディアブロ/ムルシエラゴ/アヴェンタドールなど)にシザードアが採用されています。


「カウンタック」はイタリア地域の方言

そんなランボルギーニの象徴ともいうべきカウンタックですが、そもそもこのモデルの由来は一体何なのか?というと、現在のランボルギーニはミウラ/ウラカン/アヴェンタドールなど闘牛の名前が由来となっていましたが、カウンタックやチェンテナリオに関しては闘牛の名が由来にはなっていません。
※チェンテナリオは、イタリア語で100周年を意味し、フェルッツィオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念したモデル

カウンタックの由来は、「イタリアのピエモンテ地方の方言」で、デビュー前、プロトタイプモデルが組立ての最終段階で農場の農業機械の小屋に隠されていました。

農夫がその小屋に保管しているプロトタイプを発見したとき、彼は驚いて「カウンタック!」と叫びました。

この「カウンタック!」というのは、”驚異を表すピエモンテ語の方言の単語”で、ガンディーニは、彼のプロトタイプに対する農民の反応に気づき、その名前としてカウンタックを使用することを決定したとのことです(ランボルギーニ公式より)。

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Reference:Walt Grace Vintage