何コレ凄い!中国のレクサスディーラーにて「桜」をテーマにした新型UX300eのカスタムモデルが特別展示。マットな桜カラーのラッピングで柔らかい表情に
しかもこのカスタムモデルをレクサス公式が展示するのも凄い
中国は上海のレクサスディーラー(上海东昌LEXUS)にて、エントリークロスオーバーモデルでレクサス初のピュアEVとなる新型UX300eをベースにしたカスタムモデルが特別展示されています。
UX300eといえば、日本市場でも当初限定抽選135台のみ販売され話題を呼びましたが、この度2021年4月~8月の枠分として、限定約400台の特別販売が行われるほど少しずつ人気が高まっています。
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価格帯としては580万円~635万円とかなり高額ではありますが、将来的にはレクサスもピュアEVモデルの販売を拡大していくものと予想され、その前段階として最も安価に購入できるUXの売行き・動向を確認しているのだと考えられます。
早速新型UX300eをベースにした桜カスタムを見ていきましょう。
何とマットな桜カラーにラッピングされた新型UX300e
こちらが今回、上海のレクサスディーラーにて特別展示されている「桜」をテーマにした新型UX300eのカスタムモデル。
ベースとなっているグレードは不明ですが、エクステリアを見る限りボディパネル全てに桜色のカラーラッピングが施工されています。
しかもシンプルな桜カラーではなく、マット系のカラーラッピングというのもユニークで、2台以上存在することの無さそうなほどに個性的。
非F SPORTのドット柄グリルやメッキ加飾を施したスピンドルグリルフレームも印象的ですが、敢えてフロントヘッドライトは三眼LEDではなく単眼に設定。
そして背景には人工的な桜の木が置かれていますが、この車で桜の花見を楽しむのアリですし、間違いなく周りからの注目を浴びる一台だと思います。
Cピラーには桜のデザインを施して春一色に
こちらはリヤサイドビュー。
何とCピラー周りには桜の木が描かれたラッピングが施され、より一層桜を感じることができる仕上がりに(一目で桜をモチーフにしたことがわかる)。
充電ポートのフタが境目になっていることもあり、ラッピング施工もかなり大変だったのでは?と思ったりもしますが、こういったところの技術力は中国も非常に高く、今回のカスタムモデルはデザイン性だけでなく施工技術の高さもPRしているのではないかと考えられます。
なおフロント・リヤフェンダーは純正の無塗装フェンダーモールとなっていますが、敢えてブラックの部分はラッピングせずにメリハリを付けて立体感を演出。
足もとのアルミホイールもUX300e用の空力を考慮したスポークデザインとなりますが、もう少しダイナミックなマルチスポークにしても良かったかも?
内装は全張り替えで桜色に!
続いてはインテリアを見ていきましょう。
何とダッシュボードやステアリングホイール一式、シート、センターアームレスト周り、内ドア部分が全て別素材に張り替えられるほどの本気仕様。
見た感じシート以外はフルアルカンターラを採用していると予想されますが、エクステリア以上にかなり費用のかかったカスタムモデルではないかと思われます。
ちなみにシート素材はダイヤモンドステッチを縫合した本革タイプだと思われ、シートカラーも桜色に統一。
ステアリングも桜色ではなく、クリーム色に近いホワイトにすることで桜の雰囲気を引き立てていますが、こういったカラーリングのセンスも問われるため、中国の思い切り意識には脱帽です。
日本では中々見ることのできない桜をテーマにしたカスタムモデルですが、夏や秋、冬になるとまたそのときのカスタムモデルが登場するかもしれず、四季に合わせたデザインに加え、そのときの旬なモデルでカスタムを施すところも日本ではまず見られないポイントだと思います。
最後に画像並びに情報提供頂けたF様には心より感謝です。