フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フィット4の気になるポイント3つ。長時間シートヒーターを使用すると目盛りが1段階低くなる…エアコンも風量が小さくなる?など

まだまだ新型フィット4の気付けなかったポイントも多いようだ

さてさて、2020年2月下旬に私に納車されたホンダ新型フィット4(Honda New FIT4)e:HEV LUXE×四輪駆動(4WD)も、気が付けば1年1か月以上所有していることに。

短距離から長距離まで日常使いしていることもあり、既に走行距離も13,000kmを突破していますが、特にこれといった不満もなく、普段使いとしては十分すぎるほどの機能性を持ったBセグメントハッチバックではないかと思います。

エクステリアデザインの賛否ははっきりと分かれるものの、内装の質感や装備の充実度はBセグコンパクトカーではトップクラスだと考えていますが、今回はそんな新型フィット4を約1.1年所有しての気になるポイントをチェックしていきたいと思います。


シートヒーターを長時間使用すると、ヒーター目盛りが1個ずつ減っていく

まずは新型フィット4のLUXEグレードのみに採用されているフロントシートヒーター。
※2022年モデルの年次改良では、特別仕様車CASA/MAISONに標準装備される

シートヒーターはその名の通り、シートのお尻と腰部分を暖めてくれる快適装備の一つで、運転席用と助手席用にそれぞれ設けられ、3段階調整にて設定が可能に。

エアコンが苦手な私にとって、シートヒーターは冬場の移動時に重宝している装備ですし、長距離移動時にも欠かせない装備でもあります。

そんな便利なシートヒーターですが、家庭の事情で先日片道4時間ほどのロングドライブをすることとなり、休憩なしで2時間ほど運転していたところ、ふとシートヒーターの目盛りを見ると2個→1個に減っていたことに気が付きます。

「あれっ?もしかしてナビ操作したときに間違ってシートヒータースイッチ押しちゃったかな?」と思い、1→2に切り替えたのですが、その30分後に改めてシートヒータースイッチを見ると、またも2→1に減っていたんですね。

長時間の利用でシートヒーター目盛りが1段階減るようになっている

なおこうした出来事は、長距離移動時に限って起きていることが確認できていて、少なからず往復計8時間の長距離移動で4回は同様のことが発生していました。

一体なぜだろう?と思い新型フィット4の取り扱い説明書やホンダの公式ホームページをチェックしてみたところ、どうやら以下の通り、「ある程度の時間が経過すると、自動で一段階低くなる」ようです。

シートヒーターは消費電力が大きいので、パワーシステムを起動した状態で使用してください。

12Vバッテリーの容量が低下し、パワーシステムの起動に影響することがあります。

ある程度時間が経過するとシートヒーターの設定が自動で一段階低くなり、最終的にOFFになります。

経過時間は使用環境により異なります。

約1年ほど所有していて気付かなかった新たな発見ポイントですが、この点は使用環境によっては1時間とも言い切れず、30分で1段階低くなるということも十分考えられるとのことで、仮に1段階低くなったからと言って「シートヒーターを再度1→2に戻して問題ないのか?」というと、特に影響はないとのこと(おそらく勝手に1段階下げてバッテリー調整してくれると思われる)。

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