フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルを再度見てきた!マルチビューカメラはかなり使えるぞ。ウィンカー切り替えやオートブレーキホールドのメモリー機能などもチェック

新型ヴェゼルのマルチビューカメラ機能はかなり使い勝手が良さそうだ

さてさて、前回のブログでもお伝えさせて頂いた通り、ひょんなことがきっかけでホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルを特別に試乗させていただきました。

車両はプロトタイプモデルで、グレードはe:HEV PLaY、ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール×ブラックの2トーンカラー。

今回はまず、エンジン始動した際に確認可能なマルチビューカメラ機能の詳細、メーカーオプション扱いとなる9インチナビゲーションディスプレイのタッチレスポンス(操作性・使い勝手)、そしてオートブレーキホールドのメモリー機能について公開していきたいと思います(試乗記事は後日公開)。

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まずはマルチビューカメラ機能をチェックしていこう

早速新型ヴェゼルのマルチビューカメラ機能からチェックしていきましょう。

この機能は、上位グレードとなるe:HEV Z/e:HEV PLaYのみ、プレミアムオーディオとのセットメーカーオプションとして設定可能になっています(ガソリンG/e:HEV Xは設定不可)。

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マルチビューカメラは、ワイパーレバーの先端にある”CAMERA”スイッチを指先でプッシュするか、ナビゲーションディスプレイのメニュー項目から選択が可能です。

マルチビュー画面はこうなっている

まずマルチビューカメラスイッチを押すと上の通り(光の反射などで見づらくなってしまい申し訳ございません)。

9インチナビゲーションディスプレイが左右2分割(厳密に3分割)され、左から「助手席側前方」「運転席前側方」「上空」の映像が確認できます。

しかもこの機能、マルチビューカメラON状態にしてステアリング操作をすると、ハンドルを切った方向と連動してタイヤの角度と進行予測線が追加されるため(上空に表示されているヴェゼルのタイヤが傾いてるのがわかる)、予めどの方向に進むのか確認できるのは嬉しいポイント。

先程は左側にハンドルを切りましたが、右側に切るとこんな感じ。

「いやいや…前方の見通しの悪い所で広角画面に切り替えたいんですけど?」という方もご安心ください。

分割画面から前方のみの広角画面にも切り替え可能

左下の一番左側にあるスイッチをタッチすると、3分割画面から広角画面に切り替えるモードもあるため、見晴らしの悪いところや、ちょっとした段差、沿道などもチェックできます。

ちなみにこのマルチビューカメラシステムは、概ね20km/hを超えると自動的にナビ画面などに切り替わるようになっています。

バック(リバース)時のマルチビューも見ていこう

続いてはバックカメラ+マルチビューも見ていきましょう。

駐車場などでバックする際、自動で上の画面に切り替わるのですが、映像だけでなく後側方からの車両接近も気になる方向けに…?

上の赤丸に有る通り、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)をONにしておけば、車両が接近してきたときにアラーム音がでるので非常に便利。

もちろん、バック時もタイヤを切るときは、上空から撮影されているヴェゼルのタイヤ角や、予測線も表示されます。

先程はマルチビューカメラ機能により、上空の映像も映っていましたが、「バック時は後方だけで十分」という方は、このように左下のタッチ画面で切り替えも可能になっています。

思った以上に使い勝手の良いマルチビューカメラですが、半導体供給不足が原因で納期遅れの原因になっているのが現状。

ただ、納期遅れでも装備しておきたいオプションの一つだと考えています(実際使い勝手は非常に良かった)。

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