フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルに試乗!私有地内の徐行とはいえ圧倒的な静かさ、競合ヤリスクロス/CX-30と張り合う準備はできた

2021-04-25

新型ヴェゼルはかなり期待の持てる一台になりそうだ

さてさて、2021年4月23日より発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)ですが、ちょっとしたご縁があって今回特別に私有地内にて試乗させていただけることになりました。

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グレードは前回のブログでもお伝えした通り、最上位グレードとなるe:HEV PLaY(FF)で、ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール×ブラックの2トーンカラーとなります。

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今回はあくまでもプロトタイプモデルとなりますが、足もとに装着される18インチアルミホイールとミシュラン製プライマシー4は量産仕様にも装着されるとのことで、ほぼ量産モデルに近い形で試乗できたのではないかと思います。

早速新型ヴェゼルを試乗しての感想を簡単にまとめていきたいと思います。


新型ヴェゼルの乗り味はかなり上質に進化している

今回試乗させていただいた場所は、某所の広大な駐車場内ということで、あくまでも徐行スピードでの走行、モーターのみでの走行+エンジンを始動させての走行という流れでしたが、圧倒的な静けさと振動の少なさに加え、エントリーコンパクトSUVとは思えぬほどの上質な走りだったことは確か。

他のカーメディアが取上げているように、競合モデルにはトヨタ新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)/マツダCX-30などがピックアップされていましたが、もう一段階上の車種を対象にしても問題ないと考えていて、十分これらに対抗できるだけの機能性や快適性、静粛性は備わっていると思いますし、2021年もまだまだコンパクトSUV市場が大きく盛り上がるのではないかと思います。

オートブレーキホールド解除からの加速や、EVモードでのアシスト力はグッド

早速新型ヴェゼルに乗り込んでいきますが、手動でのシート調整を行った後、シートベルトを締めてからエンジンを始動。

その後、サイドミラーやルームミラーの調整を行った後、”P”レンジ→”D”レンジに切り替えてアクセルを少し踏み込みますが、オートブレーキホールドが解除(OFF)て発進してからの滑らかさは特筆すべきものがあり、一気に加速するのではなく、どちらかというと緩やかな印象。

メーカーによってはアクセルを少し強めに踏まないとオートブレーキが解除されないといったこともありますが(それによって一気に加速するケースも)、新型ヴェゼルの場合は1割~2割位踏んだら解除され、”ドッカン”という走り出しではないのがグッド。

その後アクセルを少しだけ踏み、EVモードの状態で走りますが、新型フィット4(New FIT4)と同じ排気量1.5L 直列4気筒エンジン+デュアルモーター式のe:HEVでありながらも、バッテリー数を48個→60個+ローレシオ化したことで、より力強いモーターでの加速につながっていることも実感。

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