【悲報】(米)マツダCX-3/MAZDA6が販売終了へ。販売需要低下に伴い、次世代の後輪駆動&直列6気筒モデルのデビューも示唆している?

マツダ公式プレスリリースでも2021年モデルを最後に、2022年モデル以降は完全廃止へ

何とも衝撃的なニュースではありますが、何とアメリカ市場にて販売されているマツダのエントリークロスオーバーモデルCX-3と、同社フラッグシップモデルMAZDA6(旧アテンザ)が、2021年モデルを最後に販売・生産終了することが明らかとなりました。

マツダの公式プレスリリースでも公開されている通り、アメリカ市場にて販売されているCX-3/MAZDA6は、マツダのパフォーマンスやデザイン、品質、安全性において高く貢献してきたモデルではあるものの、2022年モデルからは正式にカタログからも消えて販売されなくなるとのこと。

なお参考までに、アメリカコンシューマーレポートの調査において、「2021年最新版の自動車メーカーの信頼性ランキング」においては、路上評価や信頼性データ、所有満足度の調査、安全パフォーマンスを元に総合的な評価を行った結果、BMWやスバル、ポルシェ、レクサスなどを差し置いて、単独の首位を獲得し大きな話題となりました。

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一方で日本市場向けに関する動きは特に無し

現時点では、マツダがこれらの置き換えモデルを検討しているかどうかは明らかにしていないものの、以前より噂されている後輪駆動(RWD)&直列6気筒エンジンを搭載する次世代モデルを示唆する演出の一つではないか?とも云われていますが、それでもこれらの人気モデルが販売終了するのは非常に残念ではありますね。

一方で日本市場向けに関しては、2020年12月3日にMAZDA6の特別仕様車Black Tone Edition(ブラックトーンエディション)と一部改良版、そして同年10月29日にはCX-3の特別仕様車Urban Dresser(アーバン・ドレッサー)が発売されたばかりなので、今のところ販売終了を匂わせるような動きは無し。

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ただその一方で、ここまで”ほぼ”全ラインナップを対象に特別仕様車を販売してくるのもちょっと怪しいところではあり、もしかすると日本市場向けも遅れてアメリカ市場向けと同じ動きを見せてくる可能性も高いかもしれませんね。

MAZDA6は2013年の北米デビューから僅か8年と短命

現行MAZDA6(旧アテンザ)は、2012年のロサンゼルスオートショーにて公式デビューし、2013年1月に正式に発売スタート。

2018年モデルでは、ビッグマイナーチェンジによってフロントマスクが大幅刷新し、より高級感とスポーティ感、そしてフラッグシップセダン/ステーションワゴンらしい重厚感を持つ一台へとアップグレードしました。

もちろん、これに加えて高級感のあるインテリアや新世代技術と安全装備を採用したことにより、競合のトヨタ・カムリ(Toyota Camry)とも真っ向から勝負してきましたが、2018年のアメリカ販売台数は約31,000台と、2015年の57,898台に比べると大幅に下回る結果となり、その後更に販売低迷。

セダンの需要低迷や昨今の諸事情、そしてSUV/ピックアップトラックの大幅需要増による影響も重なって、MAZDA6は徐々に淘汰されてきました。

将来的に販売されるであろうマツダのラージ群プラットフォームはどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!