GQ JAPANが起亜(KIA)新型スポルテージの見出しに「ホンダ新型ヴェゼル」のキーワードを無理やり持ち込む→SEOや検索上位狙いの見出しとはいえ、さすがに競合が違うのでは…?

GQ JAPANはこれまで、競合モデルとは全く無関係の見出しに「新型ヴェゼル」のキーワードを流用しては炎上してきた

国内メディアGQ JAPANの自動車カテゴリー記事において、韓国・起亜(KIA)のフルモデルチェンジ版・新型スポルテージ(KIA New Sportage)に関する最新記事が投稿されていますが、この記事の見出しがあまりにも”酷い”として話題に。

その記事タイトルというのが、「キアの新型SUVが新型ヴェゼルなどを迎え撃つ! 新型スポルテージ登場」というもので、直接的な競合にはならないホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)のキーワードを無理やり持ち込んだタイトルに。

一体なぜこのようなタイトルが流用されるようになったのか考えていきたいと思います。


サイズ感からして新型スポルテージの競合は「新型ヴェゼル」ではない?

こちらが今回GQ JAPANAが公開した新型スポルテージに関する見出し。

確かに「新型ヴェゼル」のキーワードを持ち込んでいるのがわかりますが、実は新型ヴェゼルというキーワードが使用されているのは、見出しと最初の一文のみ。

その具体的な一文が上の通りとなりますが、「新型スポルテージは、ニッサン「キャッシュカイ」やホンダ「ヴェゼル」(海外名:HR-V)などがライバルのコンパクトSUVだ。1993年に登場した初代から数えて5代目になる。」の文以外では一切登場せず、具体的にどういったところが競合になるかまでは示されていません。

なお新型スポルテージの具体的なボディサイズは公表されていませんが、先代のボディサイズを参考にすると、全長4,480mm×全幅1,855mm×全高1,645mm、ホイールベース2,670mmというサイズ感で、新型ヴェゼルのようなBセグメントSUVというよりは、どちらかというとホンダCR-VやトヨタRAV4/新型ハリアー(Toyota New Harrier)といったCセグメントSUVが競合に近いと考えられます。

◇ホンダ・ヴェゼル:全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベース2,610mm

◇ホンダ・CR-V:全長4,605mm×全幅1,855mm×全高1,650mm、ホイールベース2,660mm

◇トヨタRAV4:全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mm、ホイールベース2,690mm

新型スポルテージだけでなく、ヒュンダイ新型バイヨンやランドローバー・レンジローバーの見出しにも「新型ヴェゼル」が登場?その目的は何?気になる続きは以下の次のページにてチェック!