その名は「ジェラーリ(Jerrari)」。ジープ初代ワゴニアにフェラーリ365GT 2+2をコンバートした変態モデルが販売中!もちろんエンジンはフェラーリ製V12搭載
ジェラーリ(Jerrari)のリヤエンドにも”Jerrari”のネーミングバッジ
ちなみにジープ・ワゴニアとフェラーリ365GT 2+2をミックスした結果、このようなSUVとステーションワゴンのような謎のスタイリングになってしまったわけですが、ある意味このモデルがクラシック版プロサングエなのかもしれません。
そしてリヤテールゲートには、ジープでもフェラーリでもなく、これらを組み合わせた造語の「ジェラーリ(JERRARI)」のネーミングバッジもフェラーリに作らせたと言われていますが、さすがにこればかりはフェイクだと思われますし、フェラーリというブランドロゴは企業のプライドの一つでもあるため、コーチビルダーが特別に製造したのではないかと考えられます(エンツォ・フェラーリ氏がこんなものを見たら発狂しそうだ)。
フェラーリ製V12エンジンとジープ製トランスミッションを組み合わせたオリジナル
エンジンはもちろんフロントフード内にマウントされ、365GTの排気量4.4L フェラーリ製Tipo 245型V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力 約320psを発揮、トランスミッションはジープ・ワゴニアの3速AT、そして駆動方式は四輪駆動(AWD)を搭載しています。
インテリアにもフェラーリのパーツを贅沢に流用し、「ジェラーリ」の名にふさわしい高品質な本革シートや削り出しのアルミパーツ等を採用しています。
全て満足のいく仕様に仕上がったジェラーリですが、これを所有するビル・ハラ氏が1978年にこの世を去り、その後2008年にeBayにて販売されてドイツのスーパーカーコレクターに購入されています。
コンディションは抜群で、当時のパフォーマンスを発揮できるよう定期的にメンテナンスが施されているとのことですが、走行距離は15,000kmとほとんど走られていません。
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Reference:ClassicDriver, motor1.com