フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の先行予約数が約1.9万件により、納期回答は「未定」に…このままでは発売前に受注停止の恐れも?【動画有】

2021-07-13

トヨタとしては何とか増産する方向で対応したいとは考えているようだが…

さてさて、2021年8月より発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、前回のブログでは「発売前の先行予約数が約19,000台(2021年7月8日時点)」「目標月産が600台~700台」「納期にして単純計算で31.7か月~27か月」という風にお伝えしました。

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そして今回、トヨタディーラーに新たな情報が入ってきたのですが、どうやらトヨタメーカーからの回答として、2021年8月分のとあるエリア・販社への割り振り台数があまりにも悲惨な状態になっているそうです。

具体的にどれだけの割り当て数になっているのか?早速チェックしていきましょう。


エリアによっては台数が大きく異なるものの、特に地方は想像以上に厳しい割り振りのようだ

これは都道府県や販売チャネルによって割り振り台数が異なるため、あくまでも参考程度にしていただけたらと思いますが、エリア全体含めての各販社のランクル300の割り当て台数は以下の通りとなっています。

【2021年8月分・県全体での販売チャネルの割り振り台数】

トヨペット:ガソリンモデル0台/ディーゼルモデル1台

トヨタカローラ:ガソリンモデル0台/ディーゼルモデル1台

ネッツトヨタ:ガソリンモデル1台/ディーゼルモデル0台

トヨタ(ランクル主力販社):ガソリンモデル2台/ディーゼルモデル2台

この割り振り台数は、例えばトヨペットA店での割り振り台数ではなく、私が住んでいる県全体での販売チャネルに対する割り振り台数なので、とんでもない競争率になると思われます(確かに目標月産で考えたらこの台数なのは仕方ない)。

これは都道府県によって割り当て件数は大きく異なるので、この辺りは一度トヨタディーラーにて確認していただけますと幸いです。

新型ランクル300がここまで注文が多いのは想定外だった

発売約1か月前からこれだけの受注数が入ることは、トヨタメーカーも全く予想していなかったとのことで、トヨタフラッグシップSUVがこれだけ受注を得られたのも、「世界のランクル」というブランドが強く影響しているからということ、そして発売前の2021年6月10日に実車が公開されたことが大きいからだそうです。

そして前回のブログでもお伝えした通り、新型ランクル300のグレード別価格帯が510万円~800万円と、当初噂されていた金額よりもはるかに安価(524万円~980万)になっていることも影響して、ユーザーが”安い”と錯覚を起こし購入している例もあるようです。

トヨタメーカーとしても、今後増産体制を検討するのではないかと思われますが、増産といっても月数千台の増産は不可能なので、おそらくは+100台程度なので?との見方もあるようです(トヨタディーラー談より)。

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