【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が7月3週目以降より受注停止の恐れ。加えて早期納車組の転売は不可能になる?

2021-07-14

新型ランクル300より採用さらえる「指紋認証エンジンスターター」は、盗難対策だけでなく転売対策としての効果も?

ただその一方で、国内ショップ・サンコーオートさんのブログでもご紹介されている通り、トヨタ新型ランドクルーザー300には、新機能となる「指紋認証エンジンスターター」がAXグレード以上より標準装備されています(GXのみメーカーオプション扱い)。

これは盗難対策が主な目的となっていますが、もう一つの目的が「転売対策」で、どうやら指紋認証設定を解除・キャンセルするためには、トヨタディーラーでの特殊な設定が必要になるとのことで、これを解除しない限りは早期転売が難しいとのこと(キャンセルできなければオーナー以外はエンジンスタートできない)。

ちなみに指紋認証エンジンスターターは、最大7人まで(おそらくガソリンモデルの3列7人乗りを考慮して?)登録が可能なのですが、ディーラーでの点検の際には「キャンセル機能」によって、指紋認証をしなくともエンジンスタートできるとのこと。

ただ先述にもある通り、指紋認証キャンセル機能がオーナーだけでもできるのか、それともディーラー管理でしかできないのかは不明で、もしも後者が正であれば早期どころか転売することは不可能になるでしょうね。


いずれにしても「世界のランクル」が長納期になることは変わりない

もしこの情報が全て事実なのであれば、恐らく転売目的のユーザーや業者さんも続々とキャンセルを申し入れるのではないか?とも推測していますが、それでもトヨタを代表する「世界のランクル」ですから、ランドクルーザーというブランドがある限り、本当に乗り続けたいというユーザーはもちろん、この時を待ち続けた方も多いわけで、そういった方々が購入しているということも忘れてはいけません。

仮に転売ヤーの予約キャンセルが相次いだとしても、納期が大幅に短縮されるというわけでもないと思うので、そう考えると最低でも1年~2年という長納期は見込んでおいた方が良いと思われます。

参考までに、サンコーオートさんの情報によれば、2021年8月~2022年3月までの8か月間は、トータル生産数5,000台を計画(625台/月)で、2022年4月以降は生産調整中とのこと。

また先述にもある通り、今回の新型ランクル300で最も多いオーダーがガソリンZXということで、専用本革シートの生産が追い付かなかったり、12.3インチJBLサウンド付きナビゲーションディスプレイ、クールボックス、ETC2.0の生産・供給も間に合わない恐れもあるため、そうなると納期が延びてしまう…ということも考えられるかもしれませんね。

いずれにしても、発売前からとんでもない売行きを見せている新型ランドクルーザー300ですが、発売月となる2021年8月までには、まだまだ新たな情報が入るかもしれないですし、そういった情報も定期的に更新できたらと思います。

フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300に関する最新情報、これまでの詳細情報はコチラにてまとめています。

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