何コレ素敵!アウトバーンにて不安定感MAXの「3輪風」フィアット500が目撃される→一体なぜこんな奇っ怪な姿になったのか?【動画有】

実はドイツのカスタムチューナーによって改造されたスリーホイーラー風の四輪モデルだった

ドイツ・アウトバーンにて、何とも奇妙なフィアット500(チンクエチェント)が目撃され大きな話題に。

その奇妙なフィアット500というのが、四輪モデルではなく、フロント2輪・リヤ1輪のスリーホイーラー(3輪)風にカスタムされたもので、しかも速度無制限区域ののアウトバーンを走行していたとのことで、不安定感MAXの状態にて走行していたそうです。

早速その奇妙な500をチェックしていきましょう。


確かに安定感はかなり悪そうだ…

こちらが今回目撃されたスリーホイーラー風のフィアット500。

確かに後輪は1輪風に見せつつも2輪装着されていますが、遠目から見ると3輪モデルの逆トライクにしか見えないですね。

実はこのモデル、ドイツのカスタムチューナーEllenator社によって製作された正真正銘のカスタムモデルで、過去にも多数の500をベースにしたスリーホイーラー風の改造モデルを販売してきました(しかも合法!)。

こちらがそのスリーホイーラー仕様のフィアット500。

既存車両をベースに、+77.7万円(5,980ユーロ)で改造可能とのことで、実はちょっとした理由でこういったスタイルに改造しているそうです。

もちろんこのモデル以外にも、フォルクスワーゲン・ポロ(Volkswagen Polo)やセアト・イビザ(Seat Ibiza)、シュコダ・ファビア(Skoda Fabia)とコンパクトカーをカスタムした実績を持っています。

サイドから見てみるとこんな感じ。

Ellenatorによるとは、標準のリアアクスルから18インチ程内側にオフセットし、14インチに限定されたアルミホイールを装着するとのこと。

もちろん、ただ単純にリヤアクスルを変更するだけでは装着できないため、トランク内のセクションに収まるようにラゲッジフロアを作り直すことで14インチタイヤホイールを上手く収納します。

そしてホイールアーチ部分を板金で加工するといった大掛かりな作業になるとのことですが、それ以上に最も気になるのが安定性。

見ての通り、後輪だけ内側に設けられるため、フロントに比べて接地面が小さくなり安定性が一気に低くなるわけですが、どうやらEllenator社によれば”規定の関係で”エンジン出力を従来よりも大幅にデチューンした20hpに抑えないといけないそうです。

「クルマ」というよりも「原付」的なカテゴリに分類され、16歳でも運転が可能に

それではどうして最高出力を20hpに抑えなければいけないのか?というと、実はこうした三輪風モデルにすることで、四輪車両ではなく「3輪車両クラスL5e」に分類でき、16歳の人であれば問題なく運転できるとのこと。

日本でいえば原付的なモデルになると思われますが、どうしても車を運転したい若者のためにEllenator社が編み出した画期的なモデルとのことで、ドイツでの需要はそこそこに高いようです(但しカスタムできるモデルはかなり限られていますし、ターゲットユーザーは16歳~17歳とかなりニッチ)。

ドイツでは、17歳以上からクルマを運転することが可能ですが、アウトバーンのように速度無制限区域にて常軌を逸した速度での運転ができるのは18歳以上になってからだそうで、それまでの練習用としてこのような三輪風のモデルに改造され、年齢が17歳以上になれば再度四輪モデルに戻すことが可能になるとのことです。

【Autofahren ab 16 | Einfach genial | MDR】

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Reference:CARSCOOPS