【公道試乗編】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アクアに乗ってきた!先代アクアとは全くの別物…新世代ハイブリッドの走りや乗り心地の評価はどうだ?

2021-07-24

まさかBセグメントハッチバックで、ここまで上質で安定的、そしてアクティブな走りを実現できるとは…

2021年7月19日に発表・発売されたばかりとなる、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アクア(Toyota New Aqua)ですが、早速いつもお世話になっているトヨタディーラーさんにて試乗させて頂くことに(いつも本当にありがとうございます)。

前回のブログでは、新型アクアのエクステリア(外装)/インテリア(内装)のインプレッション記事を公開しましたが、今回は【試乗編】を公開していきたいと思います。

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既に私も社用車として購入済みの新型アクアですが、特別に下道や高速道路などを走らせていただきましたので、何回かに分けてインプレッション記事を公開できればと思います(あまりにもボリュームも多く大変恐縮ですが…)。


試乗させて頂いたグレードは最上位Z(2WD)

今回私が試乗させて頂いたグレードは最上位Z(2WD)で、ボディカラーは新規開発色のクリアベージュメタリック。

前回のブログでもお伝えした通り、その柔らかい色合いとキャラクター感のある顔つきから、女性ユーザーから人気の高いボディカラーです(既にこのカラーを選択している女性ユーザーも多数いらっしゃるとのこと)。

やはり子育て世代のファミリーユースを対象にしたモデルなだけあって、女性が好みそうなエクステリアや内装、そしてボディカラーのチョイスの仕方はトヨタの上手いところだと思います。

デザインはホンダ新型フィット4を意識している?

どこかホンダ新型フィット4(Honda New FIT4)に近い親しみのあるキャラクター感はありますが、新型フィット4ではグリルレスバンパーで柔らかすぎる印象があったために、ここに大口グリルを設けることでエネルギッシュさを追求したのが新型アクアなのだと思われます(完全に新型フィット4を潰しにかかってるのがわかる…)。

少し話は逸れてしまいましたが、早速新型アクアを試乗していきましょう。

運転席へのアクセスは非常に容易で、サイドシル位置が非常に低いのも乗り降りしやすくするためだと考えられます。。

自身の最適なシートポジション(合皮パッケージ設定なので電動シート)やサイドミラー位置、そしてルームミラーの位置を調整し、シートベルト装着OK。

早速エンジン始動していきますが、最初はバッテリーでの起動になるためもちろん無音且つ振動は無し。

ただこの日の気温は37度近くと非常に暑かったので、エアコンをオートにしていたため、すぐにエンジンが始動しましたが始動した際の振動は最小限でした。

何かと話題の電子式シフトレバーはちょっと短め?

それでは早速、プリウスと同じセンターインパネの電子式シフトレバーを”D”レンジに切り替えます。

ちなみに私の普段の社用車も初代アクア/プリウスになりますが、ゲート式のレバーから電子式に変更されても特に違和感はないものの、プリウスに比べるとシフトレバーが短く感じられました(思っていた以上に奥に配置?)。

駐車場から公道へと進入する際、歩道の段差を通過するわけですが、初代アクアに比べると縦や横揺れはほとんどなく、運転時の視点がズレることなく車内の安定性も高いです。

エアコンフル稼働の影響もあって、ほとんどガソリンエンジンでの走行が多めだが?

そのまま公道の直線を加速していきますが、アクセルを踏み込んでいくとすぐにエンジンが始動し、ほぼガソリンで走っているような印象(エンジンの唸り音は結構聞こえる)。

パワートレインは、新型ヤリス/ヤリスクロスに採用される排気量1.5L 直列3気筒エンジンを搭載し、駆動用蓄電池としてバイポーラ構造のニッケル水素電池を搭載するため、バッテリー出力を約2倍に引き上げているとのことですが、おそらくこのパワーを最大限に引き出せるのは、停車状態から加速する時の立ち上がり。

それ以外ではシンプルにガソリンで走っている印象で(おそらくエアコンをフル稼働していたため?)、ハイブリッド本来の静けさのある走りは殆ど無かったのが正直なところ。

ただ、アクセルを踏み込んだときの立ち上がりから伸びていくような加速は、初代アクアでは感じられなかったスムーズさがあり、乗り味も上質ながら”ちょっとカタメ”の足回りでスポーティに走れるあたり、「かなりアクティブなハイブリッドハッチバックに進化したなぁ」と感じたのが正直なところ。

新機能「POWER+」による回生ブレーキは強めなのにナチュラル

おまけにドライブモードでは、「ECO/EV」以外にも「POWER+」と呼ばれるモードがあり、これを選択した状態で走行すると、ある程度加速した後にアクセルペダルを離すと、強力な回生ブレーキで一気に減速してくれるんですね。

機能性としては日産のノートe-POWERなどにある”停車しない”eペダルに近い印象ですが、eペダルほどの強力な減速ではなく、”D”レンジから”B”レンジに切り替えたときのようなナチュラルな減速なので、交通の流れを乱さない様よく考えられた減速だと思います。

新型アクアの見晴らしや新機能の”アレ”はどうだ?そしてちょっと残念なポイントも…気になる続きは以下の次のページにてチェック!


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