【発表は2021年11月1日予定】マイナーチェンジ版・ダイハツ新型ロッキー/トヨタ・ライズにハイブリッドを追加設定!更にムーヴ/ミラ・トコットが2021年8月末で生産打ち切りへ

何かと話題になっていたライズ/ロッキーに本当にハイブリッド仕様が追加されるようだ

トヨタとダイハツの共同開発モデルとなるAセグメントSUVのライズ(Toytoa RAIZE)/ロッキー(New Rocky)ですが、遂にこのモデルが2021年11月1日にマイナーチェンジ版として新しく発表されることが明らかとなりました。

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、今回のマイナーチェンジのタイミングにより、既存の排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンは引き続き販売しつつ、新たな試みとしてダイハツ独自のeスマート・ハイブリッド(e-SMART HYBRID)が採用される可能性が高いとのこと。

現時点では具体的なパワートレインやスペック、価格帯などは明らかになっていないものの、乗用車タイプということであれば、先述のガソリンエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドとなるのが最も現実的なところですが、トヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)のエントリーグレードに設定の排気量1.0L 直列3気筒エンジンをベースにしたハイブリッドの可能性も考えられそうです。


ところでeスマートハイブリッド(e-SMART HYBRID)って何?

ちなみにダイハツ独自のシステムでもあるeスマート・ハイブリッドですが、これは将来的にフルモデルチェンジ版・新型ムーヴ(DAIHATSU New Move)でも採用される新世代ハイブリッドシステム。

本名称のエンブレムも画像として掲載されていますし、既に2020年9月25日に商標登録(Appl.No.2020-118486)も完了済みですが、2021年7月末時点でこのシステムがダイハツの現行ラインナップでは採用されていません。

e-SMART HYBRIDはマイルドハイブリッドではない?

なおハイブリッド方式としては、スズキのマイルドハイブリッド方式とは異なる、内燃機関を発電にのみ使用するシリーズハイブリッド方式とのことで、車両の駆動輪には専ら走行用モータジェネレータから走行のための駆動力を供給するシステムになる可能性があるとのこと。

参考のために、ハイブリッド方式は大きく3つの方式に分かれるとのことで、以下のその方式を記載させて頂きます。

[パラレル方式]
パラレル方式(並列方式)は、搭載している複数の動力源を車輪の駆動に使用する方式。

[シリーズ方式]
シリーズ方式(直列方式)は、エンジンで発電機を駆動して発電し、モーターを車軸の駆動と回生に使用し、さらにエンジンで発電した際の余剰電力、および回生ブレーキにより発生した電力を回収するための蓄電池を有するもの。言わば『エンジンを発電用の動力源として搭載した電気自動車』である。

[スプリット方式]
パラレル式のようなエンジン×モーターの出力と、シリーズ式のようなエンジンによる発電・モーター駆動を同時に実現する方式である。一般的にストロングハイブリッドと呼ばれる。

via:http://ecocarecobike.blog.fc2.com/

ガソリンモデル含め、ライズ/ロッキーは内外装共にデザインを一部変更するとの情報も

っということで、新型ライズ/ロッキーに採用されるハイブリッドシステムは、トヨタ製デュアルモーターハイブリッドではなく、先述のeスマート・ハイブリッドがほぼ濃厚になるそうですが、駆動方式は前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)の両方がラインナップされるかは不明。

あとは今回のマイナーチェンジにより、ガソリンモデル含めて内外装デザインに変更が入るそうですが、どのように変化するのかも気になるところですね。

ちなみにマガジンXさんの報道によれば、新型ライズ/ロッキーの生産開始時期は2021年10月18日/発表時期は同年11月1日を予定しているとのことです。

ダイハツの主力モデルとなるミラトコットとムーヴが遂に受注ストップ!一体なぜ?気になる続きは以下の次のページにてチェック!