インドにてランボルギーニやフェラーリ等のスーパーカーツーリング中に警察が登場!→11台がオーナー脱税の疑いでスーパーカーを押収される事態に【動画有】

なおインドにてスーパーカーを購入するとなると、関税の絡みで車両本体価格の約2倍に

インドのテランガーナ州ハイデラバード郊外にあるラジーヴ・ガンディー国際空港にて、スーパーカーやスポーツカー、ラグジュアリーカー含む計15台の車両がツーリングをしていた際、インド当局が突如として登場し、15台中11台をその場で押収されるというハプニングが発生しました。

地元メディアのインディア・トゥデイの情報によると、インド国の独立記念日を祝うために開催された今回のスーパーカーツーリングですが、11台ものスーパーカー/スポーツカー/ラグジュアリーカーオーナーたちが脱税していたことが発覚。

インド当局は、以前からこれらのオーナーには調査を進めていたのですが、中々連絡が取れなかったとのことで、今回スーパーカーツーリングの情報を聞きつけ、15台全てが集合・停車するタイミングを見計らって調査・押収することに成功したそうです。


車両の登録場所によって税金の支払い率が変化する模様→最も税金の低い州にて不正登録→その不正が明らかとなり脱税扱いに

なお脱税の対象となったのはランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)やマセラティ・グラントゥーリズモ(Maserati Gran Turismo)、ロールスロイス(Rolls-Royce)、メルセデスAMG GT R(Mercedes AMG GT R)などの11台。

本来であれば、各オーナーがテランガーナ州にて在住のため、同州にてスーパーカーを登録しなければならないのですが、どうやら最も税金の低い別の州にて車両登録していたことが発覚(テランガーナ州では新車価格の14%を支払う必要があり、インドでは最大規模で、年齢によっても費用が異なる模様)。

これが脱税扱いとなり押収の対象になったそうです。

なおこれらを所有していた人物は、実業家や政治家に関連する息子とのことで、ドライバーの年齢も25歳~35歳と比較的若め。

押収されたスーパーカー/スポーツカー/ラグジュアリーカー達は、罰金を支払えば返却してもらえるとのことですが、具体的にどれだけの罰金を支払うのかは不明。

なお参考までに、インドでは自国自動車産業を育成する目的で、完成車の輸入に関しては高額な関税を課しているため、その税率は160%と言われており、欧州市場価値よりも超高額になってしまいます。
※インド市場をメインに販売を続けるマルチ・スズキは、自国にて製造を行っているため、高額な関税が課されることなく、安い価格にて提供することができる。

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