フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルが納車されてもうすぐ4か月。改めてこのクルマは「速さ」を求めるのではなく、「快適性と心地良さ、実用性」を求める車だと再確認

なぜか新型ヴェゼルに加速性能やレスポンスなどを求める人も多いようだが…一番求めるところはソコではないと考えている

さてさて、2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、このモデルが納車されてあとすこしで4か月が経過します。

走行距離も4,000kmを突破し、月1,000km以上のペースで順調に距離を伸ばしていますが、それだけ普段の使い勝手の良さはもちろんのこと、乗り心地や快適性、実用性においては全く申し分なく、「改めて新型ヴェゼルを購入して本当に良かった」と思えるほど。

それだけ満足度も高く、日々使用していくなかでのトータルの不満度は少ないですし、仮に不満に思っていたとしても、それを許容できるだけのプラスを十分に備えています(新型ヴェゼルに対する不満ポイントは、これまでのブログにて公開した通り)。

そして今回は、私の新型ヴェゼルが納車されて4か月が経過する前に、ちょっと気になってることをいくつかご紹介できたらと思います。


新型ヴェゼルについて聞かれることの多くに、必ず「速さ」の質問が出てくる

これは過去にもブログにてご紹介した内容になりますが、新型ヴェゼルを所有していると、同車を検討している方や、初代ヴェゼルを所有している方、それ以外の方々からよく聞かれることとして「新型ヴェゼルは速いのか?」という内容。

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この「速い」にはいくつかの意図があって、「停車時からの立ち上がりは速いのか?」や「アクセルレスポンスは良いのか?」「初代ヴェゼルのハイブリッドに比べて速く走れるのか?」「体感的に速いのか?」など。

ただ、これらの「速い」という質問に対しては、基本的に「速くは無いです」と答えるものの、その代わりとして「走りはスムーズですよ。速いというよりもBセグメントSUVの中ではストレスなく走れると思います」と回答することがほとんど。

っというのも、私が購入した新型ヴェゼルe:HEV Zは、ホンダのハイブリッドシステム特有の伸びのある走りと、快適に走らせてくれるような必要最低限のモーターアシスト力とガソリンエンジンを上手く組み合わせているため、これらの要素だけで「十分な走り」を提供してくれるんですね。

新型ヴェゼルクラスだと最も重要視したいのは「普段使い」

新型ヴェゼルは普段使いするためのクルマでもあるため、その普段使いの中でどれだけドライバーの負担・ストレスを軽減してくれるのか?というところも見ているため、そういった意味ではBセグメントSUV相当の加速性能は必要だと思ってはいるものの、そこに「速さ」というファクターを重点的に見ているわけではなく、あくまでもさりげない付加価値でしか見てないのが正直なところ。

もしも圧倒的な加速性能を求めるようなSUVを購入するのであれば、それこそポルシェ・マカンターボ(Porsche Macan Turbo)やカイエン(Cayenne)、マセラティ・レヴァンテ(Maserati Levante)、アルファロメオ・ステルヴィオ(Alfaromeo Stelvio)、ランボルギーニ・ウルス(Lamborghini Urus)が対象になってくるでしょうか、そういったモデルであれば速さは追求してみたい所。

ただ先述にもある通り、「BセグメントSUVとして走り」が最も重要な評価だと考えているので、このクルマに最も求めるべきものは「速さ」ではなく、「普段の使い勝手の良さ」だと思うんですね。

新型ヴェゼル含めBセグメントSUVは、「速さ」以外に見るべきポイントがたくさんある?気になる続きは以下の次のページにてチェック!