【一体なぜ?】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)の発表・発売が延期となる恐れ。しかもグレードによって発売時期が異なる可能性も?

昨今の諸事情による部品供給や半導体の供給不足を考えると、新型アルファードだけでなく他の新型車も販売遅れや納期遅延は十分に考えられそう

さてさて、2021年8月2日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)をきっかけに、トヨタの新型車が発表・発売前から長納期状態が続いているのが当たり前となってしまいましたが、こうした原因は昨今の諸事情による影響や、半導体の供給不足が影響しているため。

特に前者においては、主要なサプライヤーともいえる東南アジア地域が、昨今の諸事情による感染拡大を受け、何度もロックダウンを繰り返すために部品供給が完全に滞る事態に(輸送用の船便も次々欠航)。

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これによってトヨタは「新型車を製造したくても製造できない」という問題に陥り、泣く泣く工場操業停止という判断を下す事態となっていますが、こうした問題は後々に発表・発売を予定しているフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD)にも影響しているそうです。


新型アルファードは間違いなく売れるからこそ受注停止の危険性が高い

自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、新型アルファードは現行ヴェルファイア(VELLFIRE)が集約されて販売される予定で、販売時期としても2022年末頃を予定していましたが、先述のロックダウンや半導体の供給不足を受け、販売時期をズラす恐れもあるとのこと。

もちろん、現時点ではまだ具体的にいつ頃発表・発売されるかも決定していないため何とも言えなところですが、マガジンXさんが次に懸念しているのがバッテリー供給。

バッテリー供給問題はRAV4 PHVでも経験済み

新型RAV4 PHVでも一度経験した通り、2020年6月に発売されて僅か1か月しか経過していないにも関わらず、当初の計画だった2020年度の目標販売台数800台に到達してしまい、更にバッテリー供給が全く間に合っていないことから即受注停止となるハプニングが発生しました。

おそらくこういった問題が新型アルファードでも発生するのでは?とのことですが、よくよく考えてみると受注停止といった問題は、既に新型ランドクルーザー300やレクサスのビッグマイナーチェンジ版・新型ISでも発生していますし、2021年8月19日より先行予約(発売は2021年10月7日)をスタートしたレクサス新型NXも、発売前から受注停止の恐れが出ています。

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おそらく受注停止・長納期・一旦販売停止といった問題は、サプライヤからの部品供給の滞りや半導体の供給不足が発生し続ける限りは当たり前のように発生する可能性がありますし、「新型車は発売前の先行予約開始のタイミングで購入・契約」という流れも定番化するかもしれませんね。

新型アルファードは全3種類のパワートレインがラインナップされる?グレードによって発売時期が異なる理由とは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!