【一体なぜ?】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)の発表・発売が延期となる恐れ。しかもグレードによって発売時期が異なる可能性も?

新型アルファードは今のところ3種類のパワートレインが設定予定

話はトヨタ新型アルファードに戻りますが、マガジンXさんの報道によると、新型アルファードは大きく3種類のパワートレインをラインナップ予定。

◇ガソリンモデル①:排気量2.5L A25A型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン

◇ガソリンモデル②:排気量2.4L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン

◇ハイブリッドモデル:排気量2.5L A25A型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッド

駆動方式については明らかになっていませんが、ガソリンモデル①とハイブリッドモデルのエンジンは、新型ハリアー(New Harrier)/RAV4のハイブリッドに採用されるエンジンで、ガソリンモデル②は、レクサス新型NX350 F SPORT(AWD)と同じ。

特にガソリンモデル②は、現行30系アルファード/ヴェルファイアの排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン搭載モデルのダウンサイジングターボモデルに該当するため、税金面での負担も軽減されますし、パワフル&トルクフルなスペックで旅行での長距離移動による疲れが軽減できそうです。


新型アルファードはグレードによって販売時期が異なるかもしれない?

こうしたパワートレインがラインナップ予定ではあるものの、マガジンXさんによれば、どうやらトヨタ幹部が「グレードによって販売時期をズラす」といった対策の噂もあるそうで、つまりはバッテリー供給が不安定且つ困難なハイブリッドモデルの販売時期だけを遅らせて、それ以外のガソリンモデルの販売次期を従来通りとするような対策を施していくとの考えもあるそうです。

先述のように予期せぬハプニングやトラブルが相次ぐなか、主要モデルと言っても良い新型アルファードの発売時期をグレードによってズラすというのも理解できますし、おそらく新型アルファードやトヨタに限らず、その他の自動車メーカーが発表・発売する新型車でも同様のことが起こり打つことは容易に想像できると思います。

新型車の納期遅れが叫ばれる中、どうして新型アクアはすぐに納車できるの?

これは余談ですが、2021年8月末時点での新型アクア(New Aqua)の納期が約1か月なのに対し、同じBセグメントモデルの新型ヤリス(New Yaris)/ヤリスクロス(New Yaris Cross)が納期半年~7か月ほどと言われています。

なぜ同じ直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載しているのに、ここまで大幅な納期差が生じているのか?というと、実は新型アクアに採用されているハイブリッドシステムは、同車専用に開発されたニッケル水素電池で、製造元は電池事業に参入したトヨタグループの豊田自動織機だから(ヤリスシリーズのバッテリー供給先が異なる)。

トヨタの主要ラインナップの長納期や生産中止が騒がれるなか、新型アクアは順調に生産可能ではあるものの、やはり初代アクアがデビューしたときのようなインパクトや人気は薄れ、発売直後から月産目標に対して何倍もの受注を得ているというわけでは無さそうで、この点はトヨタとしてもちょっと複雑なところではないかと思います。

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