トヨタ新型カローラクロスをはじめ、レクサスなどの新型車なども発売が遅れる可能性も?今後は新車の買い方・考え方が大きく変化してくるかもしれない

新車は「実車を見てから購入する」時代から、「先行予約の時点で購入する」時代に?

つまりこうした部品供給が非常に不安定になっている間は、新車は「実車を見てから契約」する時点で長納期となる恐れがあり、「実車を見る前に先行予約開始時点で契約」しないと、すぐに納期1年以上になってしまうことも考えられるのかもしれません。

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また車種やグレード、特別仕様車などが発表された場合には、すぐに中古車市場やオークションなどに流れ、転売だったり「即納を条件に(時間をお金で買う意味で)新車よりも高額に購入する」といったことも考えられるかもしれません(考え方がもはやフェラーリなどのスーパーカーに近くなってきた…)。


自分自身の欲しいタイミングで納車を望む場合は、新型車の情報も自分の足で見つけに行くことも重要に

なおこうした問題について自動車情報誌ベストカーは、「仮に日本で感染が落ち着いたしても、部品生産国での感染が広がり続ければ、また大規模な操業停止は避けられない。半導体不足、鋼材の値上げに加えて、世界各国のみならず日本の自動車産業を大きく苦しめる状況は続いていく」とも記載。

それだけ昨今の諸事情による供給ストップは大きな影響を受けていることは確かで、消費者一人ひとりが経済を回すためにお金を落とし込んでも、その落とし込んだ先にある製品が全く製造できないともなると、消費者だけでなくメーカーも困ってしまうのが正直なところ。

こればっかりはどうすることもできない状況ですが、先述にもある通り「気になる新型車は発売前の先行予約時点で決めておく」というスタンスが当たり前の時代になってくるかもしれませんし、情報は自分自身で探し出したり、自分でディーラーに足を運んで情報を入手するということも、今後更に重要になってくるのかもしれません。

それはトヨタやレクサスだけに限らず、様々な新型車を発表・発売するホンダやスバル、スズキといった国内自動車メーカーや、フォルクスワーゲンやBMW、アウディといった輸入車メーカーも全く同じで、気になると思った時点で契約の運びまで持っていける計画性や勢いを持ち、常に情報のアンテナを張っておくことが必須になってくるかもしれません。

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