フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタが2022年夏頃に発売との噂。新型アクアと同じTNGA-B & バイポーラ式ニッケル水素バッテリー搭載との情報も

続々とトヨタのラインナップモデルもTNGAに統一へ

さてさて、以前より度々噂となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)に関する情報ですが、2022年夏頃にデビューする?との噂が浮上しています。

シエンタは、トヨタのコンパクトミニバン(MPV)として長く愛され続ける一台で、2015年に2代目として登場して以降、常に新車販売ランキングでは上位をキープし続けています。

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競合モデルとなるホンダ・フリード(Honda Freed)も、2022年にはフルモデルチェンジ版としてデビュー予定との噂もありますが、どちらが先にデビューを果たすのか、それとも新型ヤリス(New Yaris)/新型フィット4(New FIT4)のときのように、ほぼ同じ時期にデビューしてのガチンコ勝負となるのか注目したいところです。

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次期シエンタでは、新型アクアと同じ技術が採用されるとの噂

そんな期待の大きいコンパクトミニバンの新型シエンタですが、国内カーメディアCar-Researchによると、2021年7月19日に発表・発売されたフルモデルチェンジ版・新型アクア(New Aqua)と同じTNGA-Bプラットフォーム/新世代ハイブリッドシステム・バイポーラ式ニッケル水素バッテリーが設定されるとのこと。

おそらく次期シエンタも5ナンバーコンパクトミニバンという立ち位置でラインナップされると思われ、新世代プラットフォームの採用でボディ重量の軽量化、低重心化、そして車体剛性の向上などが図られると予想されます。

次期シエンタでは電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドの採用にも期待

またその一方で、現行2代目シエンタでは、足踏み式パーキングブレーキが標準装備となっていますが、次期3代目では電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドの標準装備を期待したいところですし、この点も競合フリードに大きく差を付けるポイントにもなると思います(おそらく次期フリードもEPBを装備してくるものと予想される)。

パワートレインも新型アクアと同じハイブリッドシステムに?

そしてもう一つ注目したいのがパワートレイン。

これはまだ確定事項ではないにしても、新型アクアと同じTNGA-Bプラットフォーム&バイポーラ式ニッケル水素バッテリーを搭載するということであれば、排気量1.5L M15A-FXE型直列3気筒ダイナミックフォースエンジンが流用されると予想され、熱効率も41%向上し、より低燃費な走りを実現することが可能になります。

一方でガソリンモデルも設定されるとの報道もありますが、こちらもコンベンショナルの排気量1.5L M15A-FKS型直列3気筒ダイナミックフォースが搭載されるとのこと。

またその一方で、新型アクア/ヤリス/ヤリスクロスとは異なり、ボディサイズや車体重量も重くなるため、全く同じエンジン出力+モーター出力にするとは考えにくく、燃費だけでなくパフォーマンスも向上するよう、ある程度のチューニングを施すのではないか?との見方もあるようです。

ボディサイズは変わらずの5ナンバータイプながらも、アレが延伸されることで利便性の面で懸念されることも?

ちなみにCar-Researchの報道によると、次期シエンタのボディサイズは全長4,300mm未満/全幅1,695mmとし、ホイールベースは現行比+20mm延伸の2,770mmになるとのことですが、そうなると現行2代目シエンタの大きな強みでもある最小回転半径5.2mよりも大きくなる恐れがあり、コンパクトで小回りの利く使い勝手の良いミニバンでなくなることだけは避けてほしい所。

新型シエンタの駆動方式はどうなる?シエンタクロスの登場は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!