フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタが2022年中盤にデビューするとの噂が浮上。ハイブリッドモデルにも2WD/4WDの両方が設定される?

次期シエンタは2021年ではなく2022年に登場する?

先日、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)はこうなる?というレンダリングが公開されましたが、今回は新型シエンタが2022年中盤頃に登場するとの噂が浮上しています。

自動車情報誌ベストカーによると、新型シエンタは2015年に現行モデルが登場してから6年のサイクルを迎えるタイミングにて販売するのが妥当と考えるも、2021年は次期ランドクルーザー300/ノア/GR86/アクア、そして新世代オフロードSUVの新型カローラ・クロスが導入されるため、この中に敢えて新型シエンタを入れずに手薄の2022年に販売するのが得策だから、とのこと。

もちろん、現時点で次期シエンタの情報はトヨタディーラーにも伝わっていませんし、確実に登場するかもわからないため、本当に2022年中頃に登場するかも明らかになっていないものの、現行モデルにある個性的な顔つきに修正を入れる可能性が高いとの見方もあるようです。


デザインテイストはホンダ・フリードのようなシンプル顔に?

つまり、競合モデルともいえるホンダ新型フリード(Honda New Freed)のようなシンプルでマイルドな顔つきに寄せる上、現行シエンタにあるようなブラックガーニッシュの廃止、直線と局面を融合させることで、飽きの来ないデザインに仕上げる可能性があるとのこと。

ただ、そうなってしまうとホンダはシンプル且つプレーンなデザインを売りにし、トヨタはエネルギッシュでアクティビティなデザインを売りにしていることを考えると、このコンセプトから大きく外れたようなモデルになり、それこそフリードと同じ方向性にしてしまっては、結果的にフリードを検討する方も増えてくるかもしれませんね。

現時点では新型シエンタのフロントマスクデザインは明らかになっていませんが、これまで通りアクティブな顔つきで、それこそSpyder7さんが作成したレンダリングのような顔つきになることも考えられそう。

新世代TNGA採用で後席も広々、ただし5ナンバーMPVは変わりなし?

なおプラットフォームは新世代TNGAを採用する予定とのことで、剛性の向上や軽量化に貢献するだけでなく、ホイールベースを50mm延長することで後席スペースの確保と快適性を向上させ、シートレイアウトについても2列5人乗り仕様と3列7人乗り仕様の2種類を継続してラインナップしていくとのこと。

一方でパワートレインについては、排気量1.5LガソリンNAと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが設定されるそうですが、恐らくは新型ヤリス(New Yaris)/ヤリスクロス(New Yaris Cross)に搭載されるパワートレインを流用するものと予想され、特にハイブリッドシステムはコンパクトで高効率のリチウムイオンバッテリーに切り替えることで30km/Lに近い低燃費をたたき出す可能性があるかもしれませんね。

ハイブリッドモデルにも4WDが追加される?

そして駆動方式については、現行モデルではガソリンタイプが2WD/4WD、ハイブリッドタイプが2WDのみでしたが、ベストカーによればハイブリッドタイプに4WD(E-Four)が追加設定されると断言。

もちろん確実な情報が得られた上での内容ではないため、全てが正しいものではありませんが、降雪地域でのハイブリッド&四輪駆動モデルの需要は非常に高いですし、コンパクトカーでもこういった組み合わせも増えてきていますから、トヨタとしても需要拡大並びに更に販売台数を増やしていくためにも、グレード展開の拡大も十分に期待できるのではないかと思います。

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Reference:ベストカー