フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーのちょっと気になるポイント。「装備内容やオプション構成が上級グレード寄り」「2列目オットマンの存在」など

新型ノア/ヴォクシーは、良いところもあれば改悪?しそうなところも

さてさて、2022年1月13日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)ですが、私も前向きに購入検討していることもあり、ちょっと気になるポイントをいくつかご紹介。

既に新型90系ノア/ヴォクシーに関する詳細な情報は展開済みですが、2021年11月12日前後には、更に詳細な情報(グレード別主要装備/新機能の詳細/内外装デザイン?/Toyota Safety Sense等)が展開される予定なので、これらについては判明次第すぐに情報展開できればと思います。

▽▼▽関連記事▽▼▽

それでは早速、新型ノア/ヴォクシーのちょっと気になるポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。


新型ノア/ヴォクシーの「エクステリア確定デザイン」が公開されているが?

まずは新型ノア/ヴォクシーのエクステリアデザインについて。

既に一部のカーメディアでは、新型ノア/ヴォクシーの「確定デザイン」をレンダリングとして公開していますが、どうやらいつもお世話になっているトヨタディーラーにて同車のリモート勉強会なるものが開かれたそうで、そのときに少しだけ新型ノア/ヴォクシーのフロントマスクをチェックしたとのこと。

担当スタッフさんは、既にカーメディアが作成しているレンダリング画像を確認済だったのですぐに比較し易かったそうですが、どうやら公式画像とデザインはほぼ同じではあるものの、新型ノアの場合はノーマルボディとエアロボディでデザインが若干異なるようです(上のレンダリングはエアロボディ)。

新型ヴォクシーはヴェルファイア並みにオラオラ顔に?

そして現行80系同様に、今回の売れ筋となるであろう新型ヴォクシーについてですが、こちらもレンダリングとほぼ同じではあるものの、想像以上にメッキ加飾強めのオラオラ顔とのことで、系統的には現行ヴェルファイア(Vellfire)に近いとのことでした。

まだ確定ではありませんが、おそらくは2021年11月12日前後に配信されるであろうトヨタディーラースタッフ向け資料に、内外装デザインが公開されるかもしれないため(公開されない可能性もある)、そのときにどういったイメージなのかも細かくインプレッション出来ればと思います。

メーカーオプションは上位グレード向けに偏っている

via:Twitter

続いて気になっているポイントは、新型ノア/ヴォクシーのメーカーオプションについて。

前回のブログでもお伝えした通り、新型ノア/ヴォクシーでは、Bi-Beam LEDヘッドライト+LEDデイタイムランニングライト+アダプティブハイビームシステム(AHS)などのセットメーカーオプションが上位グレードZ/S-Zでしか選択できないこと、セットオプションの「快適パッケージ」は、上位グレードとそれ以外のグレードで[MID]/[HI]が存在するなど、かなり上位グレードへと誘うようなオプション構成となっています。

参考までに、快適パッケージ(MID)と(HI)の違いは以下の通り。

[快適パッケージ(MID)]・・・上位グレードZ/S-Z以外が対象
・ハンズフリースライドドア
・両側パワースライドドア
・ナノイー
・フロントシートヒーター

[快適パッケージ(HI)]・・・上位グレードZ/S-Zのみが対象
・ハンズフリースライドドア
・ナノイー
・フロントシートヒーター&ステアリングヒーター
・両側パワースライドドア
・ナノイーエアコン(後席ベンチレーション)
・パワーバックドア(室外サイドスイッチ付)
・7人乗り仕様のみキャプテンシート&オットマン(2WDのみ)
・角度調整アームレスト(2WDのみ)

アルファード/ヴェルファイア並みに快適に?キャプテンシート+オットマンが遂に初採用

ちなみに上位グレード限定の快適パッケージ(HI)になると、このクラスとしては初となる2列目キャプテンシート+オットマンが採用されるわけですが、機能面や快適性という点では現行アルファード(ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)に追いつくような仕様に。

▽▼▽関連記事▽▼▽

サンルーフのメーカーオプション記載が無いのも気になるが…

こういった機能性や快適性については、現行80系ノア/ヴォクシーを所有しているユーザーが求めていた装備だと思われるので、80系以前からの乗り換え需要も多いのではないか?と予想される一方、2021年10月上旬時点でのディーラー資料では、「サンルーフの設定が記載されていない」のも非常に気になるところ。

もしかしたら一部改良やマイナーチェンジのための余力残し?と考えたりもしましたが、ファミリー層からの人気も高いと思いますし、さすがにこの装備は設定してほしいところです。

新型ノア/ヴォクシーのウリポイントともいえるリヤシートエンターテイメントシステムは?価格帯はどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!